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読んだ本の感想あれこれ。
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51vxNYRgXSL__SX230_.jpg   発行年月:2011年11月


   ここは、永遠に卒業できない、終わらない学園――。



誰も疑問に思わない学校というシステムにふと違和感を覚えたその日から、思いもよらない陰謀に巻き込まれ、壮絶な逃走劇を繰り広げる、暴力と愛、性と孤独、死と希望に満ちた、平山瑞穂ダークサイドの到達点。

                           (角川書店HPより)



舞台は中学校。
しかし、異質な世界の中学校というかんじ。

主人公の僕は、30代男性。
2年1組に所属している。

学校の教師には、自分より年下もいる。
生徒の年齢もバラバラ。
そんななか同じクラスの一人の女子生徒・岸谷涼子に憧れる。
彼女は自分の半分くらいの年。

冒頭から登場の「コンフィ」の存在から怪しい。
政府が不適豪奢向けに設置した簡易な宿泊設備ということらしいけど・・・。

物語は、最初からずっとダ-クな世界。
暴力あり、乱れた性関係あり・・・・・で読み進めるたび嫌な気持ちになっていき、リタイアしようか?と何度か思った(笑)。
でも、読み続けていくとその世界観に慣れて、僕はこの先、卒業出来るのか?と気になる。

教師の香坂月子と関係を持ち、彼女から刺激をいろいろ受ける。
そして、卒業準備委員会からの接触があり、事態は急展開。
卒業するためには、どうすればいいのか?議論の末、決行される大量殺人計画。

で、最後は結局・・・・・。
これがよくわからない。

ま、たぶん、僕は抜け出せたということだろうけど・・・。

以前、読んだ「ラス・マンチャス通信」ととてもよく似た雰囲気だった。
後で調べたら、著者自身もそう言っていたけど(笑)。

よくわからないけど、まあ、なんとか頑張って読み切ってよかった。


                                           ★★★
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