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読んだ本の感想あれこれ。
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51ILBwnz8ML__SS400_.jpg発行年月:2011年5月


中学二年のふたりが計画する「悲劇」の行方
親の無理解、友人との関係に閉塞感を抱く「リア充」少女の小林アン。普通の中学生とは違う「特別な存在」となるために、同級生の「昆虫系」男子、徳川に自分が被害者となる殺人事件を依頼する。



                         (集英社HPより)



中学生のリアルな日常が描かれている。
主人公の小林アンは、中学二年生。バスケ部に所属。

クラスのなかで親しく付き合う、倖と芹香から最近、無視されている。
そのキッカケは実に些細なこと。
仲良くしていた者と関係が崩れると、途端に教室内での居場所がなくなった気がする。

家に帰れば、専業主婦の母親が、温かく迎えてくれるが、どこか母親との感覚の違いに苛立つ。

そして、クラスメイトの徳川勝利とある日、川原で会う。
徳川は何かを入れた袋を下げていた。
中身はなに?気になり尋ねると・・・・殺したネズミだと。



アンは自分も殺して欲しいと徳川に頼む。
躊躇することなく承諾する徳川。

二人の打ち合わせの日々が始まる。
『悲劇の記憶』と題されたノ-トに、殺人方法、動機など書き込んでゆく。
今までに類のないインパクトがある画像を残そうと、貸しスタジオで、撮影のルハ-サルをしてみたり・・・・。
真剣に殺される側の意見、殺す側の意見をぶつける二人。
ちょっと異様な光景だけど、お互いのことを信頼してる。

ホントにこのまま殺人のオ-ダ-は決行されちゃうのか??

最後の最後まで、本当に決行される勢いで進むが最後は、急展開。
あ~よかった。
このまま殺しの場面になったらいくらなんでも物語として面白くない。


物語はアンがその後、高校に進学し、大学に進学する手前まで。
あんなに悩んだ友達関係も年が経てば、なんでもないことのようになっている。
それは大人になったからわかること。

悩んでいるときには、未来があるなんて想像すら出来ない状況なんだろうけど、死を選んで人生を終わりにしてしまうことは、勿体無い!

連絡を絶っていた徳川がラストに登場。
彼も中学時代とは良いように変わっていたのが嬉しかった!

そして、二人の友情がこれから育つんじゃないかな?と思えるのも良い終わり方だった♪


中高生くらいの子にも読んで欲しいので、娘たちにも薦めてみよう。



 
★★★★
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