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読んだ本の感想あれこれ。
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51D2nnZeTfL__SX230_.jpg   発行年月:2011年8月

京都府南部の高校2年生のわたしと親友の楓はバトン部に所属し、楓はレギュラー、わたしは万年補欠部員だった。ある日楓が顧問の先生はかい人21面相に似ていると言い出す。事件当時、小学生だったわたし達はキツネ目の男に会っていたのだ……。昭和の最大のミステリーといわれたグリコ・森永事件を題材に、ユーモアのある文章と著者の破天荒な世界観で真の自己を追求する、渾身の芥川賞受賞後第一作ほか2篇を含む中篇集の登場



                                       (文藝春秋HPより)


表題作は、1984年の未解決事件「グリコ森永事件」が絡んだ物語。
小学生からの幼馴染である、わたしと楓。
高校ではバトン部に所属し、その顧問の鬼頭先生を事件の犯人じゃないか?と疑う。
キツネ目だし・・・・・。
事件を覚えているので、あの当時、よく報道番組やらで出た似顔絵の顔が浮かび、当時自分も10代だったので、なんだか懐かしいような気持ちで読めた。
まあ、これは青春小説っぽくて読みやすかった。

が・・・その後の2編は奇妙だったなぁ~。

「恋もみじ」は、じゅたん工場で働く女工の物語。
時代的にはいつだろう?
現在よりちょっと昔のようなかんじの物語で、15色のじゅうたんの色にそれぞれ配属されている女性たちをその色で呼ぶ。
もみじ色担当のもみじ工女とうぐいし色担当のうぐいす工女の物語。
そこに出張販売で来るよろず屋の「すずめ屋」が加わって・・・・・



「少女煙草」は、病気で床に伏せている男の看病をする家政婦の話。
病の男の妻・綾小路夫人は昭和33年に実家に戻ってしまい、その後50年が過ぎている。
家政婦は、その綾小路夫人に成りっている。当時の夫人の年齢は35歳なので35歳ということにして・・・。


「恋もみじ」も「少女煙草」も奇妙で難解な物語だけど、書かれていることが難しいんじゃなくて、
主人公たちの気持ちがうまく理解できない。
可笑しいかんじもするし、切ないような気持ちにもなって、本当に不思議な気持ちになる物語でした。


こういう物語は好き嫌いが分かれそうだな。
わたしは結構、好きだけど・・・・。

新作が出たら読んでみたい作家さんの一人にはなったな。


★★★
  
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