すべての伏線がつながるこの快感! 伊坂エンタメの技の冴えを、とくとご覧あれ。

みんな、俺の話を聞いたら尊敬したくなるよ。なんたって我が家は、六人家族で大変なんだ。えっ、そんなの珍しくないって? まあ聞いてよ、母一人、子一人なのはいいとして、父親が四人もいるんだよ。しかも、飛びっきりアクの強いね。今回も、その一人と一緒に出かけたことから、とんでもない事件に巻き込まれて・・・。
(新潮社HPより)
面白かったぁ~!!
高校生の由紀夫の4人の父親たちが最高~♪
4人の父親たち
・鷹・・・ギャンブラ-
・葵・・・居酒屋経営
・悟・・・大学教授
・勲・・・高校教師
4人の父親たちは、誰もが由紀夫のことを自分の子どもだと思っている。
そして、由紀夫の母親・知代のことも全員が大好き。
物語は最初、のんびりム-ドで進むけど、段々と事件の匂いがしてくる。
県知事選挙、不登校の同級生、鷹に連れられて行ったドッグレ-ス場で遭遇した事件。
それぞれは別々のことだったけど、ぜ~んぶ繋がっていた!
そして、由紀夫自身も危ない目に遭う。
父親たちの結束力で無事、由紀夫救出のラストは感動!
手旗信号・・・ちょっと覚えようかな?なんてふと思ってしまった(笑)。
父親4人の影に隠れて母親・知代の登場場面は少ないけど、自分と息子のことをこんなに愛してくれる男性(夫)が4人も居るなんて!
そして、好きなときに好きなように遠出して帰宅するというお気楽さが許されている環境!
羨まし過ぎるよ、知代さん(爆)。
余談だけど。。。。この本、1年以上順番待ちをしたうえ、取り置き期間中に図書館側のミスで次の予約者に渡されてしまったという、とんでもない不運を被った書でした。
予約してから1年半以上待たされたというわけ。
でも待った甲斐があったなぁ~(しみじみ・・・)
★★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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