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読んだ本の感想あれこれ。
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f9fdfdbe.jpg発行年月:2009年3月


ほんの少し心をほどけば、わたしたちはいつだってどこだって行ける。

OL、母親、料理家、看護婦。普通の人たちの日常におとずれる小さな「気づき」の瞬間が、まるで自分のことのように胸にしみ入ってくる。
ペ-ジをめくるたび、頑張っているあの人の顔が浮かぶ。ごぶさたしている人に手紙を出そうと思う。“最も新作が待たれる新人作家”による、ほんの少し前に進む勇気をくれる12の物語。

                                           (新潮社HPより)

この作品は12の短編集。
以前、Re-bornというアンソロジ-に書かれていて、その時、この著者の作品をもっと読んでみたい!と思っていました。


1つ1つの話は、本当に短くて、すぐ読み終えてしまうのですが、全て完成されたものでした。
特に変わったことが起きるのでもなく、それぞれの主人公たちがいつもと同じ生活をするなかでふと、気づくことが描かれてるような・・・・。
前半の方で登場した物語の人物たちが、後ろの方の物語の登場人物と繋がりがあったり、人と人の繋がりって面白いな~なんて思ったりしながら楽しみました。

こういう普通の日常を送る人の話の中に読者をひき付けるものを散りばめられるって凄いな~。
いいなぁ~。好きだなぁ~。

以前、看護師だったわたしなので、病院のことを書いた「うなぎを追いかけた男」は、看護師の気持ちに共感しながら読みました。
ただ、潜るという看護師の中で隠語のように使われている言葉の行為は、全く、わたしには経験なくそこだけちょっと引っかかりましたが・・・・^^;
「うなぎを追いかけた男」は、一番最後の「夕焼けの犬」にもリンクしていて、静かな余韻を残してくれました。

好きだったのは「白い足袋」かな?
幼なじみの花嫁の為、買い忘れたという足袋を懐かしいお店に買いに行き、お店のおばちゃんに昔も足袋を買いに来たねと言われる場面では思わず「えっ!」

運動会で足袋を履いて走る・・・・・わたしも同じ経験ある!ある!

余談ですが、前に主人と何かの話の折に「子どもの頃、小学生の運動会で足袋を履いて走ったよね?」と言ったことがあるのですが、その時「なに!?足袋?へんなのぉ~なんでそんなの履くの?」と大笑いされた記憶があり・・・・・
自分の周りだけの流行だったのか?と思っていたので、この話は妙に嬉しかったのです!(笑)


12の短編どれも良かった!
短編集で全部、よかった!ってなかなかないのでこれは凄い!!

長編作もぜひ、近いうちに読まなきゃ!

★★★★

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