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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2022年11月


2023年本屋大賞ノミネート!!
似ているようでまったく違う、
新しい一日を懸命に生きるあなたへ。
最後に仕掛けられた驚きの事実と
読後に気づく見えない繋がりが胸を打つ、
『木曜日にはココアを』『お探し物は図書室まで』
『赤と青とエスキース』の青山美智子、最高傑作。
長年勤めた病院を辞めた元看護師、売れないながらも夢を諦めきれない芸人、娘や妻との関係の変化に寂しさを抱える二輪自動車整備士、親から離れて早く自立したいと願う女子高生、仕事が順調になるにつれ家族とのバランスに悩むアクセサリー作家。
つまずいてばかりの日常の中、それぞれが耳にしたのはタケトリ・オキナという男性のポッドキャスト『ツキない話』だった。
月に関する語りに心を寄せながら、彼ら自身も彼らの思いも満ち欠けを繰り返し、新しくてかけがえのない毎日を紡いでいく――。

                   (ポプラ社HPより)


なんだか、うまくいかないなぁ~と悩んでいる人たちが、ちょっとした
キッカケで気持ちが吹っ切れて良い方向に進みだすお話が
集まっていたので、読んでいて、楽しかった。


5つのお話は別の話だけれど、主人公たちが、共通して聞いている
ポッドキャストの「ツキない話」。
先に登場した人が、他の話で出て来て、良い方向に導く手助けを
することになる。

こんな風に知らないうちに誰かを助けて、その人がまた知らない誰かの助けに
なって・・・と繋がっていくって素敵なことだな。


最後の章で、そのタケトリ・オキナの正体も明かされる。
想像とちょっと違っていたけれど・・・・うんうん、なるほど・・・。


「ツキない話」の内容も、面白かった。


この著者の話、もっと読んでみよう。



                   ★★★★★



                  
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