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発行年月:2023年1月


桐野夏生が描く「バブル」
実体なき熱狂の裏側をえぐる傑作長編!
1986年春。二人の女が福岡の証券会社で出会った。一人は短大卒の小島佳那(かな)、もう一人は高卒の伊東水矢子(みやこ)。貧しい家庭に生まれ育った二人は、それぞれ2年後に東京に出ていく夢を温めていた。野心を隠さず、なりふり構わずふるまう同期、望月昭平に見込まれた佳那は、ある出来事を契機に彼と結託し、マネーゲームの渦に身を投じていく。
目次
プロローグ
第一章 バブル
第二章 フィーバー

                    (毎日新聞出版HPより)



バブル期の証券会社が舞台。
この時代のことは、懐かしい。
民営化に伴ったNTT株の売却に奮闘する証券会社社員たち。
世の中、少しお金のある人は誰でも欲しがるNTT株。
この先、バブルは弾けることを知っているから、面白い。


下巻で絶頂に上っていい気になっている人たちが、どうなってくのか・・・
表題の意味は?

スラスラと読めるのは、さすがの桐野さん!


急いで下巻を読もう!



                      ★★★
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