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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2006年3月 (単行本/2002年5月)


直木賞受賞作『空中ブランコ』のルーツ。これが伊良部のデビュー作!
「いらっしゃーい」。伊良部総合病院地下にある神経科を訪ねた患者たちは、甲高い声に迎えられる。色白で太ったその精神科医の名は、伊良部一郎。そしてそこで待ち受ける前代未聞の体験。プール依存症、陰茎強直症、妄想癖……訪れる人々も変だが、治療する医者のほうがもっと変。こいつは利口か、馬鹿か? 名医か、ヤブ医者か?

                  (文春文庫HPより)




本の存在は知っていたけれど、この表紙の赤ちゃんがちょっと不気味で

嫌な話かな?と敬遠していた。
でも、今回、読んで・・・・「ナニコレ?この医者、かなりヤバイ(^^ゞ」。

短篇連作で、伊良部一郎(35歳)の元にくる悩みを抱えた患者たちの物語が5つ。

最初に訪れたとき、皆、「やばい場所に来ちゃったな・・・」と感じるのに
何故か、通い続ける。

伊良部、患者のために、わざとこんな風に?
患者との接し方も独特で、犯罪じゃないのぉ~?みたいなことまで
平気で躊躇なくするし・・・

でも、結局、伊良部と接していくうちに患者たちは、最初の悩み事から
解放されていく。

う~ん。名医なのか????

最近、最新刊の4冊目が出た様子なので、それまでを続けて読んでみよう。

でも、なぜこの表紙なんだろ????



                  ★★★
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