発行年月:1991年1月 (単行本は1994年4月)
四つの高校が居並ぶ、東北のある町で奇妙な噂が広がった。「地歴研」のメンバーは、その出所を追跡調査する。やがて噂どおり、一人の女生徒が姿を消した。町なかでは金平糖のおまじないが流行り、生徒たちは新たな噂に身を震わせていた……。何かが起きていた。退屈な日常、管理された学校、眠った町。全てを裁こうとする超越的な力が、いま最後の噂を発信した! 新鋭の学園モダンホラー。
(新潮文庫HPより)
理瀬シリーズを読んだら、同じような学園物の話が読みたくなり、こちらを
手に取った。
恩田さんの書く学園物は登場人物たちが、それぞれ個性的で頭のなかに
スッと入ってくる。
この物語は、4つの高校がある地域。谷津という場所が舞台。
それぞれの高校に、ある噂が広まる。
そして、その噂は現実に
噂1・・・5月17日、如月山にUFOが来て、エンドウという子が連れて行かれる。
噂2・・・7月14日、サトウさんに隕石が落ちる。
噂3・・・みんなを迎えにくる。
噂の遠藤さんも佐藤さんも噂に似たような状況になるけれど、無事だというのは
ホッとした。
でも、なせそんなことに巻き込まれたのか???
それぞれの高校に通う生徒たちが集まる研究会・谷津地理歴史文化研究会
のメンバーたちがあれこれ推理し、真相を探ろうとする。
不思議なことは解決しないまま・・・
でも、それがいい。
読んでいるときは、どっぷりその世界観にはまれるのが楽しい。
また過去本、読んでみよう。
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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