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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2021年8月


株で大損、妻を担保にアメリカへ……
 それでも、この男はすごかった!
 奇想天外なアイデアと並外れた行動力、そして内助の功と多彩な仲間たち――
 “別府観光の父”と呼ばれた男の、感動の生涯を描く力作長編。
 
 明治維新の五年前、伊予国(愛媛県)宇和島に生まれた油屋熊八は、大阪で経済記者をするかたわら株で大儲けし、一時は「油屋将軍」と呼ばれるほどだった。だが日清日露の戦争後に読みを誤り、財産を失う。妻のユキの助けもあり、熊八は再起を懸けてアメリカへ行くも、思うような成果は得られなかった。
 しかし四十八歳の時、大分県別府で宿屋を始めたときから、熊八の第二の人生がスタートする。
 これまで日本になかったような温泉観光地を――地元の反対、資金不足など、様々な困難に遭うも、「万事オーライ」の精神で乗り越え、仲間や妻とともに別府を日本一へと導くまでの奮闘を描いた感動の長編小説。

                   (PHP研究所HPより)




日本には、まだ知らない偉人が沢山、いるんだなぁ~。

主人公の油屋熊八のエネルギッシュな生き様は、豪快で面白いけれど
失敗もしてるし、こんな人が夫だったら、ハラハラドキドキ、気が休まるときが
ないだろうなぁ~。

奥さんのユキさんの寛大さには、頭が下がる。


終盤、70歳で若い女性との間に子どもまで作ったときには、
はぁ~?(怒)
それでもユキさんは、子どもの認知を認めてくれて、熊八が倒れたときも
離れて暮らす女性とその子どもを熊八に会わせ
なんと人間的に出来た人なんだろう。


熊八の偉業は素晴らしいけれど、奥さんの力を称えてあげたい!


別府温泉、行きたくなった!



                       ★★★
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