霞かかった夜空の下で、1人だなんて寂しいでしょう。だから甘えたいだけなのに。
恋愛小説の名手・谷村志穂が描く「出会い」と「別れ」・・・
孤独な魂に響く7つの物語
(祥伝社HPより)
恋に悩む若者たちの心理描写がよかった。
7つの話殆どは、女性側の気持ち。
あまり上手く行っていない恋に苦悩する。
本当にダメになってしまう話もあれば、ちょっと考え方が変わったり、相手の見る目を変えてそこから新たな付き合い方を見いだすような話あり。
恋愛って、こういう風にあれこれ悩むものだったなぁ~なんて遠い過去を振り返ったりしながら楽しめました。
最初の「キャメルのコ-トを私に」は失恋しちゃう女の子の話でしたが、彼女の踏ん切りが付いたような様子が微笑ましく好きなお話でした。
あとは、7つの話のなかで唯一男性が語る表題作の「おぼろ月」が良かった!
付き合っている女の子とのちょっとした苦悩をある大人の女性と語ることで少しふっきれる話。
大きな出来事が起きるわけでもないけど、恋をするとあれこれ悩む事ってある。
そんな心理描写がうまく描かれていて、どの話も面白かった!
この表紙の絵もすごく好き!
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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