発行年月:2016年10月
西洋と東洋の芸術を融合し、新しい陶芸の世界を切り拓いたイギリス人陶芸家バーナード・リーチ。日本を愛し日本に愛されたその半生を二代にわたり弟子となった名も無き父子の視点から描く感動長編。
(集英社HPより)
名前は聞いたことあったけど、こんなに日本と関係があった人だったとは
知らなかった。
日本に来るキッカケになったのがイギリス留学中の高村光太郎とか。
そして、その高村光太郎が日本で沖亀太郎と留学前にあっていたという
偶然から、物語が始まって行く。
人の縁っていうのは、こうしてどんどん広がっていくんだなぁ~。
亀太郎は、光太郎の口利きで光太郎の父・光雲の書生となる。
光雲は東京美術大学で彫刻を教えていた。
そんな高村家にある日、訪ねて来たイギリス人のバーナード・リーチ。
亀太郎は、リーチの側で長く過ごすこととなる。
亀太郎自身は、特別、有名人になったわけではないけれど、リーチの作品づくりの
大きな手助けをした人物。
やがて、亀之助の息子・高市が父の功績を辿る。
この物語は、事実を基に書かれたと最後にあったけど、亀之助は実在した
人物なのかな~?
リーチがイギリスに戻り、セントアイヴスで作品作りをするとき、
亀之助と同様、手助けした濱田庄司は陶芸家として世に知られている人物の
ようだけど。。。。
でも亀之助とリーチの信頼関係がこの物語の核。
リーチの作品、観に行きたいなぁ~。
素敵な物語でした!
★★★★★
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