発行年月:2016年9月
今は学生でいたくなかった。コンビニでバイトし、青くない海の街でひとり暮らしを始めた。唯一のアイデンティティは深夜ラジオのリスナーってこと。期間限定のこのエセ自立で考え直すつもりが、ヘンな奴らに出会っちまった。つまずき、人づきあい、好きだって気持ち、夢……若さと生きることのすべてが詰まった書下ろし長篇。
(新潮社HPより)
主人公は20歳の大学生・富山一志(トミヤマ)。
1年の秋から大学に行かなくなり、休学して親元を離れ生活。
夜はコンビニでバイトしながら、大好きな深夜ラジオは録音してバイト明けに
聴く。
バイト先の仲間、鹿沢や度々、夜来る高校生・佐古田愛、高校時代からの親友・永川
らとの関係がどんどん深まって行く様子がなんだか楽しかった。
そこに共通してあるのが、ラジオ。
ラジオに投稿して度々、読まれるリスナーは職人と呼ばれるんだね~。
そういう世界の話、全然知らないけれど、楽しかった。
ラジオ番組をしている芸人たちも実在の人たちが出てきて・・・
でも、富山の好きなアルコ&ピースっていう芸人さん知らなかったぁ~^^;
知っていたらもっと面白かったんだろうけど。
表題の「明るい夜に出かけて」・・・いい。
この物語の核心部分。
女子高生の佐古田愛(虹色ジャランドゥ)が、可愛い。
ちょっと変わっているけどチャーミングな子だなぁ~。
富山と同じ大学受験していい?なんて聞くのも可愛いけど
その理由が一緒に学食で昼食を食べたいって。
二人が並んで学食でランチしてる姿想像しちゃいました^m^
話の内容には、ちょっとよくわからない部分もあったけど
若者たちの親密感が、なんとも心地よい物語だった。
★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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