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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2014年12月


人間の「生」の深淵を見つめて書き続ける宮本輝による随筆集。
異父兄との邂逅を描く「兄」、シルクロードへの旅にまつわる回想「星雲」など、
著者が白秋のときを迎えて命を想う、珠玉の14篇。      

                     (集英社HPより)




以前は、宮本さんの作品を読んでいましたが、最近読んでいないなぁ~と

思い、昨年12月に発行という新しめの作品を手に取りました。
小説だと思ったら・・・エッセイでした!
宮本さんのエッセイ・・・初めて読むな~と思ったら、あとがきに
エッセイは今まで断っていたとか。


ひとつひとつの話は短いのですが、それぞれに感慨深いものを感じました。


14編のうち特にジ~ンと来たのは、二番目の作品「ガラスの向こう」。
著者が12歳の時に家の近くに越してきた、何やらわけありの夫婦。
おでんやを営むその夫婦の間に生まれたSちゃんは、夫婦の夫が亡くなり
母親は育てられないとSちゃんを子どもが欲しい夫婦に渡す。
著者が18歳のとき、6歳になったSちゃんと再会し遊園地に連れていく。

そして、最後はSちゃんのその後のこと。
阪神淡路大震災で亡くなったSちゃん(当時35歳)との思い出は
著者にとって忘れられない出来事だっただな~ということがよくわかった。


あと、驚いたのは、作家になったキッカケにパニック障害を25歳で発症ということ。
社会人として働きながらの障害と向き合うのは大変だったでしょう。


エッセイで著者自身の実体験が読めるのは、その著者のことを知る上では
とても楽しい。

次は、小説のまだ読んでいないものを読んでみよう。


                            ★★★★
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