現実と幻想のアヤフヤな存在で未熟者だから念力は3分間しか続かないけど、困った人を助ける為に旅をしているのだという足みじかおじさんのお話
副題どおりの おとなのメルヘン
35編の短いお話。
足ながおじさんは有名だけど、目立つのはイヤだという足みじかおじさん。
困っている人の側にいつの間にか現れ、どうして困っているのか?話を聞いてあげる。
そして、助けてあげる。
助けたあとで、自分は困った状況に陥ることもあるのに、助かった人の事を喜んであげる。
人間以外の者(動物だったり妖精だったり・・・)にも手助けしているのも面白い。
以前は人気者だったTVの人気キャラクタ-・おたすけキットがもう一度、人気者になりたいとおじさんにお願いする話は愉快であり、それに応えるおじさんの言葉はなかなか奥が深い。
自分も同じような立場だけど「助ける人は目立たない方がいい・・・・」と。
おじさんは、アドバイスした後、一人になって「あれで良かったのかな?」と度々するのですが、ここでは「そういう方法があれば、自分も一度くらい人気者になりたかった」と洩らすのが、面白くもあり切なくもあり・・・。
最後のあとがきで、やなせさん90歳になられたんですね?
ビックリ!
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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