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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2000年4月

時は中世。公国の若き領主に仕えてきた老摂政が亡くなった。将来を案じた彼が遺していったとっておきの秘策、それが飼い猫ニフィのことだったとは! 賢い猫はやがて“摂政”として敏腕ぶりを発揮。領主の恋に政治的陰謀が絡まりだすとき、隠れ摂政ならどんな妙手を繰りだす? 『歌う船』や〈パーンの竜騎士〉で知られる現代SFの女王が贈る、猫ファンタジイの逸品。訳者あとがき=赤尾秀子

                  (東京創元社HPより)




図書館棚から表題に惹かれて借りて来ました!

表紙の絵も可愛いし・・・。


猫のニフィが大活躍のファンタジーでした!
時代は中世ということで、どこかおとぎ話の雰囲気。

黒猫・ニフィは、エスファニア公国のジェイマス五世の摂政・マンガンが可愛がっていた猫。
マンガン亡きあと、若き領主・ジェイマス五世の元で彼を助ける。
猫なのに、人間以上の献身ぶり。

表題は『だれも猫にはきづかない』 なのに、誰からも愛されているニフィ。

でもその表題の意味が最後にわかった!
なるほど。。。気づかないのは、悪者でしたね。


悪巧みのモーリティア王妃をニフイ1匹でアッと言う間に退治しちゃうんですから
凄いわ~。


著者の経歴で、猫を七匹と暮らしているとありました。
ああ、猫好きな著者だったんですね~。

偶然、手に取った本ですが、猫好きのわたしには、ツボでした!!


                          ★★★★★
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