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発行年月:2014年7月


 
ほんとうの幸せって?

ここは「わたしの家」だったのに───
ようやく手に入れた“理想の家庭”に
幼なじみが踏み込んできて……

家族のあり方を問う、傑作長編小説

たった4週間の同居生活がもたらしたものは──?
美しく貧しかった羽衣子、不器量で裕福だったみえ子。
正反対の二人は、お互いに駆けているものを補い合って生きてきた。
だが、羽衣子は平凡だが温かい家庭を手に入れる。
穏やかな日々は独身のみえ子が転がりこんできたことから違った面を見せ始める……。

                   (祥伝社HPより)



遊佐家に居候・みえ子が四週間共に暮らすことになる。
遊佐夫妻の妻・羽衣子の幼馴染のみえ子。

遊佐家のメンバー
・賢右(57歳)・・・有名私立大卒。実績あるスポーツ選手として一流企業就職。
・羽衣子(43歳)・・・容姿端麗。家事に手抜きなし、いつも穏やか。
・いずみ・・・大学2年生。蕎麦やでアルバイト中。顔も性格も可愛げなし。
・正平・・・高校2年生。母親譲りの美形の持ち主だが、自信なさげな態度のため学校の女子からは「キモメン」扱い。


そんな遊佐家に、みえ子が加わることで、平穏な風に見えた遊佐家が少し変化するというお話でした。
最初は、登場した、みえ子に違和感を覚え、この一家が不幸になっていくのか?と
思ったけれど、意外にも家族にとって、良い起爆剤の役割となりました。

そして、羽衣子とみえ子の関わりも、とても深いものだったんだと衝撃的でした!
二人の話だけでも物語が成立しそう。


いつも夫に従順だった羽衣子も少し変わったし、いずみも可愛げある女性に変化したし、
正平も自分に自信を少し持てたかな?
賢右は、あまり変わらないか?^^;


みえ子自身は、遊佐家に関わって何か変わったのだろうか?
その辺、あまり書かれていなかったけれど、どうしてそもそも遊佐家に居候しようと
思ったんだろ?そこが気になるな。
羽衣子が幸せに暮らしているか覗いてみたかったとか?

でも、面白かった!

    

                          ★★★★
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