発行年月:2012年8月
未来のために謎を解く緊迫のスパイ小説(ノベル)!
結婚して間もない七川小春は、勤め先のブラック会社を退職した。高齢化が進み年金負担が激増する社会で、小春は寿命遺伝子治療薬「メトセラ」を開発したアスガルズ社の採用に応募する。
じつは小春は19年前に受けた遺伝子治療の副作用で、聴覚が異常に発達していた。その秘密を知るアスガルズ社の黒崎は、「メトセラ」の製品化を阻もうとする子会社に、小春をスパイとして派遣する。
(講談社HPより)
主人公は28歳の七川小春。
事業者金融勤務をしていたが、そこは、パワ-ハラスメントが横行するブラック企業だった。
就職難なため、新卒で止む無く就職して6年だが、なんとか辞表を提出し、再就職先を探す。
小春には夫がいる。
けれど、夫の収入だけでは生活が厳しい。
冒頭の箇所を読んだだけで、なんだか嫌な世の中の状態だなぁ~と暗い気持ちになった。
物語は、近未来?
アルツハイマ-や認知症が病気として治療可能になっている時代。
小春は、19年前に受けた遺伝子治療により、聴力が発達していた。
そして、その能力を利用したい人物により再就職先が決まる。
そして、仕事は、ある組織に潜入してスパイ行為を行うものだった。
寿命を延ばし、その間、病気もなく健康に暮らすことが出来る薬「メトセラ」を巡ってのあれこれ。
う~ん、そんな薬、自分なら要らないけどなぁ~。
突拍子もない話だけど、実際、こんな風な問題も起きるときが来るのかも?
なんて考えたらちょっと怖い。
スラスラ読み終えた。
まあまあ楽しめたかな?
★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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