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読んだ本の感想あれこれ。
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4213d3a5.jpg発行年月:2010年7月


『このミス』編集部が驚愕した話題作です!“死神”と呼ばれる暗殺者のターゲットになると、24時間以内に偶然の事故によって殺される----。特ダネを狙うライター・陣内は、ある組長の死が、実は“死神”によるものだと聞く。事故として処理された組長の死を調べるうちに、他殺の可能性に気づく陣内。凶器はなんと……バナナの皮!?
【死亡フラグ】とは、漫画などで登場人物の死を予感させる伏線のこと。キャラクターがそれらの言動をとることを「死亡フラグが立つ」という。

                                            (宝島社HPより)


次女の購入本にて、わたしも読ませて貰いました。
第8回「このミシテリ-がすごい大賞」の隠し玉だそうですね・・・そういう賞があるのは知らなかった!

本の帯に・・・いったんハマるとクセになる。ウソだと思う人は18ペ-ジまで立ち読みしてください。
なんて書いてある。
この表紙もインパクトあるし、帯文のセンスも良くて、読む前からワクワクする本。

実際、読んでみてもテンポよく話が進みなかなか面白かった。
「死神」と呼ばれる殺し屋が偶然の事故に見せかけて殺人を繰り返す。
それを追う、雑誌記者・陣内と本宮や警察官・御室と板橋、そして殺害された組長の仇討を決めるヤクザの松重。

犯人は誰だを追う段階も面白かったけど、犯人の目星が付いてからも更に面白かった。
しかし、犯人は凄いな・・・・。
なかなか考えられた展開で、予想以上に楽しめた!

ヤクザの松重がすごく良い人なのに・・・・気の毒だった(T_T)

そして、ラストは・・・・・え?ここでお終いですかぁ~!?という終わり方ですが・・・・・
ま、勝手に各自、想像するのもいいかも。

わたしは、バナナを除けると予想しましたが。


著者は、浜松市在住だそうで、同じ市民としては、ちょっと嬉しい。
物語にも浜松の事が出てきました。
そういう意味でも、今後も応援していきたいな。
次回作も期待してます!

★★★
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2d12e187.jpg   発行年月:2010年8月

   とても静かな、食うか、食われるか。最新作品集

   見知らぬ女からもらった朝顔の種を育てるうちに
   呼び起こされる、先輩医師の記憶。
   山の自然のうつろい、生と死を見つめる3つの作品
 

                           (文藝春秋HPより)

 


初めて読む作家さん。
過去作品には映画化もされた「阿弥陀堂だより」などあるそうです。

この本は文芸雑誌に紹介されていたのを見て、図書館から借りました。

表題作の「先生のあさがお」のほか「熊出没注意」「白い花の木の下」の2編の作品が収められていて、その共通の主人公は初老の医師。
信州に住んでそこの総合病院の医師として勤務している。
二人の息子は、独立して家を出て、今は夫婦で暮らす日々。


読みながら、この医師は著者自身の事なのか?
全部が事実とは言い切れないような気もするし・・・・・と不思議な感覚でした。
読んでいると、この医師は、診療に疲れ、パニック障害、うつ病と診断され精神科入院も勧められた過去があるとあるが、これは事実なのか??


まあ、それは置いておいて・・・・
話は、病院でのことや家のこと、奥さんとのことなどいろいろ。
夫婦仲は、結構良さそうで二人で過ごす時間の描写が、のんびり、ほんわかしている。
一緒に温泉旅館に出かける最初の話「熊出没注意」からそんな印象を受けました。
次の話「白い花の木の下」では、患者である老婆から貰った山菜のあるという場所の地図を頼りに夫婦で探しに行く話もほのぼの。

最後の表題作「先生のあさがお」は、かつてお世話になった先輩の先生が育てたあさがおの種を貰い育てる話でしたが、どの話にも共通なのは「死」。
その「死」は、忌み嫌うものでは決してなく、誰の元にも必ず訪れるもので、自然なことだと改めて気づかせてくれるかんじ。

「白い・・・」で夫婦と訪れた山のなかで過去に検視依頼で訪れた場所だと気づく場面は、ちょっとゾッとしたけれど。。。^^;


なかなか渋くて、独特の雰囲気がある物語(?)でした。
著者経歴を最後に見たら・・・1951年生まれとあり、え?意外と若いじゃない?と思いました。
読んでいる最中、この作品中の主人公は70代後半くらいの医師かなぁ~?なんて思っていたので、
やはり、これは、著者自身の経験を元にしたフィクションだったのかな?

映画化された阿弥陀堂だよりも気になるな~。
過去作品も読んでみようかな?


                                                 ★★★
 

6862fe6a.jpg発行年月:2010年3月

家族は、ここまで憎み合えるのか。
同じ選挙区で議席を奪い合う、義父と娘婿の選挙戦。それは、母と娘の、姉と妹の、壮絶な戦い。
講談社創業100周年記念出版

連続ドラマ化の前作をはるかに上回る迫真のリアルフィクション、早くも登場!

政権交代を賭けた衆議院選挙。不遇をかこつ元大蔵官僚・有川崇はついに出馬を決意する。野党最大の目玉候補として。自分を飼い殺しにした義父への「刺客」として。
閨閥は真っ二つに割れ、憎しみをぶつけ合う。「平成の華麗なる一族」を描く欲望と権力のドラマ、過熱!


                                          (講談社HPより)

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京の続編。
前作は、テレビドラマを毎週、欠かさず見ていたので、難なく理解出来ました!

前作(ドラマ)では、政界でトップに立つ事を夢見ていた有川嵩だが、あるスキャンダル事件が元で政界を追われる事に。嵩の母・三奈、と嵩の妻・尚子の父・眞一郎は30年前、東大の学生の時代、安田講堂事件を共に経験し、二人の間には、深い繋がりがあった。
けれど・・・・・それゆえ、お互いの富と権力を守るため、譲れない事があり・・・・結構、憎しみあったり大変なドラマでした。


本書では、政界を追われた嵩が弁護士の道を進んでおり、嵩の実家の白川病院は次男・透が跡を継ぎそう。
そして、元々は嵩の恋人だった笹山宣子(ドラマでは小池栄子)のその後は気になっていましたが・・・渡米して幸せになっている様子でホッとしました(^^)

弁護士として平穏に過ごしていた嵩の元に再び眞一郎から出馬要請の声が掛かり・・・
再び政界へと進む決意をする嵩ですが・・・義父を裏切る形で敵対する党での出馬。

う~ん、面白くなってきた!!
父親を敵に廻すことを、嵩の妻・尚子が応援する形で、父親に対しての恨みを抱く過程もなかなか面白かった。(他人事なので・・・・^^;)

義父との対決は、まだまだ始まったところ。
これは間違いなく続編が出るでしょう!早く読みたい!!


そして、出来るなら、ドラマも再び始まって欲しいな~。(今秋あたりやらないかな?)

テンポ良く話が進み、実に面白い!
原作の1も読んでみようかな?

★★★★
eda2a2d9.jpg発行年月:2007年11月


大ヒットYA小説『一億百万光年先に住むウサギ』から生まれた
すてきなラヴメルヘン。
ウサギが磨いた星が光れば恋はかなう…。
あらゆる場所、時代でウサギを待っていたのは…。
ハートウォーミングな物語。

                        (理論社HPより)


先に読んだ『一億百万光年先に住むウサギ』に出てきた、星磨きのウサギのお話。
地球から遥か離れた星に住んでいた、ウサギが銀河系外惑星開発団隊員募集の広告をみて
応募し、訓練を受け任務地・地球に到着。

現在のだけでなく、必要としている人が居れば、古代や中世にも行く。
ウサギの仕事は星磨き。

依頼人に星をひとつ決めて貰い、それを磨く。
輝きを増せば、その依頼人の恋は成就する。

あちらこちらの時代でいろいろな人に接しながらのエピソ-ドは楽しい。
実る恋あり、実らない恋あり。

一番最初の少女が最後の方で再び登場して語る恋の顛末も良かったな。

そして、ウサギ自身の恋の行方もちょっと気になるラストもすごく素敵!

大人が読む絵本というかんじです。

『一億百万光年・・・・』を読まなくても、十分、楽しめますが、これを読むと逆に長編の物語を
読みたくなるでしょう(^^)

絵もとても可愛いかった!

★★★★★
edb4753e.jpg発行年月:2006年9月



ぼくたちの想いがきっと、あの星を輝かせるだろう…。
YA文学の旗手が湘南を舞台に描く、
かぎりなくイノセントな青春ストーリー。

                       (理論社HPより)


便利屋・サスケ堂の手伝いをしている中学3年生の大月翔太。
ある日、バイト先からの派遣先で北ドイツの森の中に精霊の宿る樹があり、そこに手紙を出すと恋が成就するという話を聞きます。
その話をしてくれたのは、元大学教授の足立先生。
翔太たちが住む、鎌倉にもそんな精霊の宿る桜の木があり、先生はいつしか、その樹に恋の悩み事を綴った手紙にアドバイスの返事を書いていた。

登場人物たちが良い感じ♪

・ウサギ仙人と呼ばれる足立先生。
・先代から引き継いだコ-ヒ-専門店・アムゼル亭を営む母とそれを手伝う音楽家の父。
・ドイツからの留学生・マリ-
・サスケ堂を営む佐助さんとその娘で翔太の幼なじみのケイ
ジャ-ナリストのケイの母親・久美子さん
・歯医者を開業している陽子さん
・足立先生の息子さんの俊彦さん

それぞれが昔からこの地に馴染みがあり、登場人物たちには深い繋がりがあって・・・。

ケイが抱く自身の出生の疑問もそんな大人達の過去の関係が明らかにされることで解決していく。

ミステリ-の要素も少しありながら、メルヘンチックな部分や、淡い恋心なども交えての
楽しい青春小説でした♪


この本、実は、長女が何かでお薦めとあったのを図書館から借りて来て、わたしも読ませてもらいました。
「この人、浜松出身の作家さんなんだよ~」と聞いていたので、
途中に出てきた浜松の街中の描写に、にんまり(^^)。

初めて読んだ作家さんでしたが、この作品すごく好き!
ほかの作品も読んでみたくなりました。

★★★★


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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪

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