忍者ブログ
自分の備忘録としてのものなので 本のネタバレ的内容も多々あり。
[305]  [306]  [307]  [308]  [309]  [310]  [311]  [312]  [313]  [314]  [315



発行年月:2015年3月

本物そっくりな動物のイメージを「表出」することができる能力者の日野原柚月。
動物園などで力を生かしていたが、力の運用を国家で統べる「研究所」が設立され…。
異能力にまつわる中編2本を収録。       


                 (集英社HPより)




何処かで似たような話あったかなぁ~?と

後で調べたら・・・
「バスジャック」で出てきた動物園と「廃墟建築士」で出てきた図書館の
話とリンクしているんですね~。
記憶力衰退で、読み終わるまで変な既読感がモヤモヤしてました^^;

話の設定は、とても面白い。
イメージで動物の姿を現すなんて。
でも、そこにやはり国家権力が加わると話はややこしくなりますね~。
もう少し、ファンタジー要素だけの話が好きなんだけどなぁ~。


話は<研究所>と<遊園地>に分かれていますが、ちゃんと話は続いていて、
遊園地の方で、一応、めでたしめでたしで終わり良かったかな?

たくやくんと柚月の関係がいいです^m^


                       ★★★
PR



発行年月:2015年3月

彼女の友情が私を食べ尽くす ブログがきっかけで出会ったキャリアウーマンの栄利子と 専業主婦の翔子。その「友情」は次第に思いもよらぬものに変わってゆく……。

                (文藝春秋HPより)




大手商社に勤務する志村栄利子と、夫と二人暮らしの専業主婦丸尾翔子の物語。

二人は同じ30歳。

翔子のブログ『おひょうのダメ奥さん日記』のファンで、ブログの更新を
楽しみにしている、栄利子が、偶然、会い、親しくなる。

最初は、ふつうの会話、二人とも楽しそう。
でも、やがて栄利子の束縛めいたメールに辟易してくる翔子。


う~ん、栄利子みたいな人居そうだな~。
ある程度の裕福な家庭で大事に育てられ、学歴も容姿も良くて、自分の価値観が
正しいと思い込んでいる人。

遠目に見ているだけならいいけれど、親しくはなりたくないな・・・という人ね。


翔子は、唯一の味方である夫の賢介との関係も自業自得とはいえ、栄利子によって
壊されることになっていく。

この二人の間に、事件でも起きる?とドキドキしながら読みましたが、
根本的には、理性的な二人で良かった。


ブログをわたしも書いているので、なるほど・・・気をつけないと!と
思う事もあったな。


嫌な話ですが、面白かった!
男の人が読んでも、たぶん、面白くはないでしょうが・・・^m^



                         ★★★★
 



発行年月:1984年7月


 木の下に置いてあったゲーム「ジュマンジ」は、ピーターとジュディの持っているたくさんのゲームによく似ていた。でも二人は退屈していたので、試しにそのゲームをやってみることにする。さいころを振り、コマを進めたら、動物たちが目の前に現れ、家の中がジャングルになることなど夢にも思わずに……。

                     (ほるぷ出版HPより)



映画化された「ジュマンジ」の原作は、絵本だったんですね~。
知らなかったぁ~。
とは言え、映画もまだ見ていないので、詳しい話は知らず
絵本を先にみて・・・これが映画になったら、絶対面白いだろうな~と
思った。


拾ったゲーム版で遊ぶピーターとジュディの姉弟。

怖い物見たさの好奇心がとんでもない経験をすることに・・・

最後、二人が捨てたゲームを、また別の子ども達が持ち去るというラストも
いいですね~^m^


これ、映画版では続きがあるので、絵本でも続きがありますね。
それも見てみたいな。


                          ★★★★★



発行年月:2009年6月

大学受験失敗と家庭の事情で不本意ながら看護学校へ進学した木崎瑠美。毎日を憂鬱に過ごす彼女だが、不器用だけど心優しい千夏との出会いや厳しい看護実習、そして医学生の拓海への淡い恋心など、積み重なっていく経験が頑なな心を少しずつ変えていく……。揺れ動く青春の機微を通じて、人間にとっての本当の強さと優しさの形を真っ向から描いた感動のデビュー作。

                    (光文社HPより)




看護師のわたしが読むと、なんだか懐かしい場面ばかりでした。

実習はホントに辛かった。
精神的に・・・・。

主人公の木崎留美は、最初は、看護師になりたくて看護専門学校に入学したわけでは
なかった。
でも、真面目で相手を思いやり、看護師は合っている職業じゃないかな?と
感じた。

友だちになった、山田千夏も同様、一生懸命、実習の予習をしたり
良い看護師になれる素質を十分に持っていた。

しかし、最後は、千夏は自主退学。

その原因になったのは、実習中、看護記録の修正を強要されたから。

う~ん。
これは、ちょっと、わたしからしたら疑問。

だいたい、看護記録を修正液で書き直させるはありえない。
一度記入したものは、書き直せない。
直す場合は、二重線で消した上に訂正印が決まり事だから。
修正液で消したら、それは不正行為。



ま、それは置いておいて・・・
千夏の正義感に同情する。

実習した病院が悪かったために、将来有望な看護師を潰してしまったと思うと
腹が立つ。

後味悪いラストだったなぁ~。
遠野さんの死もよくわからんし・・・。

それでも、物語としては、まあまあ面白かった。


                         ★★★


 



発行年月:2015年6月


 ある日、高校生の僕は病院で1冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それは、クラスメイトである山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていた。こうして、偶然にも【ただのクラスメイト】から【秘密を知るクラスメイト】となった僕。まるで自分とは正反対の彼女に、僕は徐々にひかれていった。だが、世界は病を患った彼女にさえ、平等に残酷な現実をつきつける――。全ての予想を裏切る結末まで、一気読み必至!

                      (双葉社HPより)




ギョッとする表題でしたが、読み進めていくと、この物語にはピッタリの表題だと
感じる。

高校生の僕は、友達も持たず、休み時間には本を読むクラスでも根暗な目立たない
存在。
そんな彼が自分とは180度違う、明朗快活でクラスの人気者である山内桜良の
秘密を知るクラスメイトとして、桜良と関わって行く。

二人のテンポ良い会話が実に心地いい。
お互いがお互いを思いやりながら、言葉を交わす。
余命短い桜良にとって、彼との日々を最後に楽しむことが出来たのは
大きな喜びだったと思うし、人と関わることを全く避けてきた彼のことも
大きく変えた。

でも、彼女の最期は、衝撃的でした!!
「えぇ~!?」そういう最期!?と。

でも、これまでの話の流れからして、それもまた納得。

『共病文庫』を手にして読む僕の場面は、泣けます。
桜良の本音を知って、嬉しいような切ないような複雑な気持ちになる。


これがデビュー作ですか!?
凄いなぁ~。
次回作に期待しちゃう作家さんがまた増えて嬉しいです!!

これは、皆に薦めたくなる1冊!


                          ★★★★★
カレンダー
07 2026/08 09
S M T W T F S
1
3 5 7
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
メ-タ-
kyokoさんの読書メーター
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[09/20 kyoko]
[05/23 のぶ]
[09/15 kyoko]
[09/14 ひろ]
[03/06 kyoko]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
kyoko
HP:
性別:
女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪

記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;

バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア

Copyright (c)本を片手に・・・ All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  image by Night on the Planet  Template by tsukika

忍者ブログ [PR]