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自分の備忘録としてのものなので 本のネタバレ的内容も多々あり。
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発行年月:2016年5月


 芸人になりたい。あの舞台に立ちたい。南部芸能事務所のライブを見て決心した新城は、大学の友人、溝口とコンビを組み「メリーランド」としてデビューする。事務所のライブに出演しながら上を目指して努力を重ねるうちに、全国ネットの芸人オーディション番組への出演が決まった。毎週3組が出演し、その評価で残った者のみが再度出演できる。最後まで勝ち残れば、レギュラー番組が持てるという大きなチャンスだ。夢に向かってひたすら努力あるのみ。ただし努力をしているのは自分たちだけではない。同じ事務所の先輩トリオ、大手事務所の同い年コンビ、皆が皆、欲しいものはひとつ。とにかく上へ、その一心でもがく若手芸人たちの苦悩と前進を、鮮やかに細やかに描ききる群像ドラマ。講談社文庫も刊行開始。絶好調シリーズ第4巻。

                      (講談社HPより)




前回「メリーランド」を読んでいたので、久しぶりに会えた新城と溝口!
今回は、ほかの芸人「ナカノシマ」・・・中野、野島、中嶋のトリオ
「インターバル」・・・佐倉、榎戸のコンビ

などのことも色々知れて、芸人同士、ライバルでありながらも
お互いのことを認め、自分たちも上に上ろうとそれぞれが努力する様子が
清々しくていい。

なかなか厳しい世界だなというのもよくわかる。

新城と溝口は、同じ大学の4年生だったが、卒業を迎え、いよいよ芸人として
スタートを切る。
暫くはバイトと掛持ち。
早く沢山、稼げるようになれるといいね!

二人の関係がなかなか良くて、今後も応援したいので続編で成功した姿が
読みたい。


と・・・巻末に「春の嵐」が、この本の前にシリーズ3弾として
発行済みというのに気づきました^^;

早々に読まなきゃ!^^;


                       ★★★★
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発行年月:2016年6月

"結婚式を変えた女たち 生い立ちも性格も体つきも対照的な女子高の同級生、玖美と窓子。花嫁衣装に魅せられた二人の夢は、太平洋戦争が終わったらファッション関係の仕事に携わること。しかし、やっと訪れた戦後の日本社会には、女性が働くことへの偏見、封建的な因習がはびこっていた……。 世界中の女性に愛されるウエディングドレスを制作し、国際的なファッションデザイナーとして活躍する佐倉玖美。草分け的な婚礼貸衣装業を展開し、結婚式のひとつのスタイルを築いた服飾研究家の田代窓子。戦中から戦後の高度成長期。東京、京都、姫路、パリそして大阪を舞台に、この国にブライダルビジネスを根付かせた奇跡の歩み。二人の少女の「夢」と「自立」をめぐるレジスタンスを鮮やかに描くビルドゥングスロマン。"

                    (幻冬舎HPより)




田代窓子は、和装の世界を生き、やがて花嫁の婚礼衣装の貸し出し業を展開。
佐倉玖美は、母親と洋裁学校設立、その後パリに渡りファッションを学び国際的な
ブライダルファッションデザイナーになる。


佐倉玖美は、桂由美さんかな?と想像しながら読みました。
やはり予想通りだったみたい。

着物の貸衣装業を展開したのは実際は誰でしょう?


でも女学校の友人がそれぞれ別の土地で、和装、洋装と違うものに関わりながら
それぞれが花嫁衣裳に行きついたのは、素敵。
今は多くの人が利用する貸衣装。
洋装も和装もどちらも結婚式で着るのは珍しくない時代。
こんな人たちの苦労があって、今の結婚式の衣装はわたしたちに提供されるように
なったんだなぁ~。


二人が思い出話形式で語る物語。
ラスト、ウエディングドレスで1人居た女性の登場も物語をうまく締めていたかんじ。



                          ★★★
 



発行年月:2016年2月

故郷仙台を激震と大津波が襲った。
東京の「私」はその時、テレビを見ながら携帯電話を握りしめていた――。
宮城県出身の気鋭作家・穂高明が、5年間迷い苦しみながら書き上げた魂の物語。

                  (中央公論新社HPより)



3.11の物語。
第1章から第7章まで、語り手が代わりながらですが、登場人物たちは
ひとつの家族。
それぞれの視点で語られる3.11。

第1章、第4章、第7章は、小説家として東京で暮らしている宮川悠子の語り。
その日、東京もかなりの揺れで、ニュースで故郷の映像を見て愕然とする。
すぐに両親、祖母、妹家族の安否を確認しようと携帯から連絡を試みるが
返信なく、不安なまま過ごす時間が、こちらにも伝わってきた。



第2章、第5章は、悠子の母親・都の語り。
家族は無事で、娘の夏子家族の家に居候させて貰う。
妹の由美子が津波の犠牲になったと知り、由美子の生前のことをあれこれ思い出す。


第3章、第6章は悠子の妹・夏子の語り。
親戚の葬儀を合同で行うという日に仕事で来られない姉に違和感を抱く。
姉から以前教えて貰った青と白の横断幕のことを思い出す。
それは浅葱幕と言い、土地によっては、100歳を越して亡くなった人の葬儀に
おめでたいという意味でそれを使う風習があると。



色々な人の視点で語られる3.11。
命が助かった人たちも、親戚や知り合いを誰かしら亡くし哀しんでいる。
これからの生活のことなど不安がいっぱい。
ニュースで復興の兆しなどと言われても、自分たちは何もあの日から変わっていない
という言葉が胸に刺さった。


今も尚、色々な苦労があるんだな。

宮城出身の著者だから書けた物語ですね。
辛い話ですが、読み応えありました。
他の作品も今後、読んでみたい。



                          ★★★★ 



発行年月:2016年1月


 『図書館戦争』の人気作家・初エッセイ集! 日々のつれづれ、創作の裏側、愛する本や映画、ふるさと高知のことなど、デビュー当時から現在までの90本超に書き下ろしも。小説「ゆず、香る」「彼の本棚」も特別収録

                  (角川書店HPより)



そうかぁ~、初のエッセイでしたか?
日常の話から、本の話などなど興味深い内容満載でした!

途中にあった食べ物絵日記で、絵も上手なのにビックリ!

そして故郷愛にあふれた話も沢山。
短編小説が特別収録されていたのもファンには嬉しいプレゼント!
特に「ゆず、香る」は、良かったなぁ~。


今後の作品も大いに期待しています。


                         ★★★



発行年月:2016年4月


 なんていうことのない日々に宿る奇跡のような瞬間、かけがえのない記憶。土地がもたらす力、自然とともに生きる意味。運命的な出会い。男女とは、愛とは? お金や欲望、不安に翻弄されず生きるには? そして命と死を見つめるなかで知った、この世界の神秘とは――。ほんとうの自分、を生きるための81篇からなる人生の処方箋。

                    (新潮社HPより)




81のお話。
エッセイ本でした。
そして、確かに癒されます。


ばななさんの感性が素晴らしくて、いちいち心のなかでうなずきながら読んだ。
何気ない日常のなかに、キラキラした瞬間とかいっぱいあるんだな~。
そういうことを敏感に感じられる、ばななさん、素敵です(^^)


話のなかで、ご家族が登場されますが、息子さんの感性も素敵。
ばななさんのお子さんらしい。

ばななさんの本名は、マホコさん?
始めて知った!


異国の地を家族と過ごしていて、何気ない瞬間に、お父様が亡くなったことを
実感し悲しく思う場面は、ジ~ンとした。
まだ、両親は健在だけど、何となくその感情、わかる気がする。


ばななさん、よしもとばなな→吉本ばななにまた変更?
と不思議に思いましたが、新潮社のHPのインタビューを読んで納得。

また次回作も楽しみにしています♪



                          ★★★★
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