発行年月:2016年5月
朱川氏自身の“主夫”体験をもとに、著者らしい温かみあふれるフィクションとして描いた渾身の一作。思わず頷ける育児の悩みや醍醐味を描きつつ、「家族の在り方・親子の関わり方」など、普遍的なテーマに鋭く言及。箱庭的な世界で巻き起こる主人公・トモローとその周囲による濃密な悲喜交々を丹念に綴った、ほっこり笑って、ほろりと涙する家族小説。
(NHK出版HPより)
朱川さんの実体験に基づいているんですね~。
公園デビューの話は、実際に体験してみたからこそ書けることかも。
トモローの考え方は随所で共感できました。
男だから介入出来て丸く納まったエピソードもあり、子育ての場にこれからは
男性もどんどん進出してくれたらいいな~と思った。
トモローが主夫をして、妻の美智子が外でバリバリ働く。
そういう関係を自然と作れる夫婦も素敵だな~。
そして、トモローが幼いときに別れた母親との関係もラストに修復されて
そちらのめでたしめでたし。
色々な親子の問題を一緒に考えさせられた物語でした。
いつもの朱川さんの物語とは違ったけれど、とても良かった!!
★★★★★
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発行年月:2015年7月
金魚の化身との奇妙な同居生活!? 荻原浩の新たなる傑作ここに誕生!
勤め先はブラック企業、うつうつと暮らしていた潤。日曜の夕刻、近所の夏祭で目に留まった金魚を持ち帰ったら、部屋に妖しい美女が現れて……!? 金魚の化身に戸惑う潤。だがそれ以来、商談が成立するようになり。
(角川書店HPより)
金魚のリュウと恋人と別れ仕事も上手くいかず死にたいと思う日々を送っていた江沢潤。
祭りの日、金魚すくいで見つけ何となく気になったリュウを手に入れ家で飼う。
すると女性の姿に変わって・・・・・
金魚と人間の恋バナ?と思ったら、そんなお気楽な単純な物語ではなかった^^;
金魚のリュウと潤の共同生活は、楽しそう。
エビせんを与えそれが気に入るリュウ。
途中途中で挟む中国の話。
リュウの過去のこと。
許婚の凱王とのこと。
そして、リュウと潤の因果な関係が判明。
なるほどね・・・・。
過去の敵でも、心が通い合ったということでしょうか。
最後は切ない。
でも、良い話でした♪
★★★★
発行年月:2016年4月
遠く遙かな未来、滅亡の危機に瀕した人類は、「母」のもと小さなグループに分かれて暮らしていた。異なるグループの人間が交雑したときに、、新しい遺伝子を持つ人間──いわば進化する可能性のある人間の誕生を願って。彼らは、進化を期待し、それによって種の存続を目指したのだった。
しかし、それは、本当に人類が選びとった世界だったのだろうか?
絶望的ながら、どこかなつかしく牧歌的な未来世界。かすかな光を希求する人間の行く末を暗示した川上弘美の「新しい神話」
(講談社HPより)
途中まで、不思議な話を集めた短編集?と思ったら・・・
繋がっているんですね~。
現代からかなり進んだ未来の話。
人間がふつうの生殖で生まれたのは5000年以上前だというのだから・・・。
もうそんな未来の話、想像できません^m^
人類は滅びたのか?
でも見た目人間の生物はいるみたい。
人間にみえる生物はクローンで、似た姿の者が何人もいて・・・・
分離代謝する者、合成代謝する者?
意味不明なことの連続で、理解不能な物語でしたが
不思議とこの世界観にハマってしまって、わけわからないのに意外と面白かった。
川上さん、作風がいろいろ変りますな^^;
★★★
発行年月:2016年1月
他人事、ではもう済まされない。平凡な日常が壊れる瞬間を描いた衝撃のミステリー。 誰が少女を殺したのか。 数行の三面記事に隠された、証言者たちの身勝手な事情。 被疑者の高慢、 医師の正義、 看護師の自負、 目撃者の憤怒、 弁護士の狡猾、 遺族の懺悔、 刑事の執念。 三月五日、午後二時ごろ、みどり市旭ヶ丘一丁目の横断歩道で、近くに住む八歳の女児が走ってきた乗用車にはねられ、病院へ搬送されたがまもなく死亡した。乗用車を運転していた二十六歳の男性に詳しい事情を聞いている。 たった数行の三面記事から始まる、慟哭のミステリー
(幻冬舎HPより)
ひとつの交通事故死に関わった人たちの物語。
8歳の女の子が車に跳ねられ死亡。
事故を起こした男と、偶然、そこに居合わせた主婦。
女の子を救急搬送しようとした病院の外科医。その愛人。
搬送を断った看護師。
色々な人が代わる代わる語る。
そして、結末は・・・
ああ、哀しすぎる(T_T)
自分の保身のため、人は嘘をつく。
その嘘に疑問を感じ更なる恨みが生まれる。
人間の心理を上手く描写した物語。
関係ない立場で読めば、皆、それぞれ悪いんじゃない?と言えるけど
もしも、自分にこんなことが降りかかったら?と考えると
とても恐ろしい。
さすが天野さん!
今回も引き込まれるように読ませて貰いました!
★★★★
発行年月:2016年4月
自分の居場所はここにある……癒やしを求め、次なる挑戦へ!
都内で暮らしていたエミリだったが、恋人に裏切られ居場所を失ってしまった。藁をも縋る思いで身を寄せたのは祖父の家。温かく迎え入れてくれた祖父や周囲の人たちの優しさに触れ、だんだんと自分を取り戻していく。
(角川書店HPより)
相手に妻子があると知らずに社内恋愛していて、その噂話に追い込まれ仕事を
精神的にも追い詰められ、仕事を辞めて15年ぶりに独り暮らしの祖父の元へ
向かうエミリ。
10歳のときに両親が離婚。
その後、母親の元で暮らすが、母親は次々に違う男性と付き合っていた。
兄はそんな母親に愛想を尽かして高校卒業と同時にアメリカに留学。
なんてヒドイ母親なんだと思った。
けれど、その母親の父親であるエミリの祖父・大三さんは、とても素敵な人。
こんな父親が育てたのに、そんなヒドイ母親になるかな?と疑問が沸きました。
それはラストに出て来た母親によって、疑問解決。
傷心のエミリがどんどん元気になっていく様子が嬉しかった。
この先も頑張って!と応援したくなる。
大三さんの言葉にグッと来るもの多くて、ジ~ンときた。
森沢さんの物語は、温かいな。
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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