林真理子が挑んだ小説源氏物語ついに完結!
恋愛小説の神様・林真理子が世界最古にして最高の恋愛小説『源氏物語』に挑んだ話題作がいよいよ完結します。第三巻は「空の章」と題し、愛人たちを住まわせる六条院を完成させ、さらには、政治的にも栄華を極めた光源氏の人生を、怨念の女性、六条御息所が語り尽くします。「私の名をどうか聞いてくださいますな」という名文ではじまった小説源氏物語はどんなラストを迎えるのか? そして、林真理子は紫式部が描いた千年前の恋愛をどう描ききったのか? 林真理子ファン、源氏物語ファンならずとも必読の小説源氏物語完結編です。
(小学館HPより)
生霊となり、愛しい光源氏の最期までを見届けた女の執念には哀しいものがあった。
今まで「一、光の章」 「二、華の章」と読んで来たけれど
、相変わらずの自己満足の行いぶりの源氏には呆れるやら・・・。
しかし、いくら光源氏でも老いが忍び、手に入らなかった女性も。
老いが来てもなおそれに抗いもがく源氏は滑稽。
そんな姿を御息所は冷ややかに見守り、最期のときまで見届けている。
冥界でもまた多くの女性が迎えるようで・・・
御息所はそんな場面も想像しながら自嘲ぎみに退いていくラストはなんだか哀しく切ない。
これは一人の女性の視点から描いた源氏ものがたりでしたが
ちゃんと一度源氏物語を読んでみたいな・・・・。
読み応えは十分でした!
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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