小学校四年生のさよは、母親と二人暮らし。離婚した父とは、以来、会っていない。ある日、町の図書館で『七夜物語』という不思議な本にふれ、物語世界に導かれたかように、同級生の仄田くんと共に『七夜物語』の世界へと迷い込んでゆく。大ネズミ・グリクレルとの出会い、眠りの誘惑、若かりし両親、うつくしいこどもたち、生まれたばかりのちびエンピツ、光と影との戦い……七つの夜をくぐりぬけた二人の冒険の行く先は? 著者初の長編ファンタジー。
(朝日新聞出版HPより)
結構、厚い本なのに、面白くて一気読み。
主人公は、小学4年生の鳴海さよと仄田鷹彦(ほのだくん)。
仄田くんは、クラスでは変わり者として、仲良しの友達が居ない男の子。
でも、さよと共通するものがあって・・・・
さよは、そんな仄田くんを冷静に見つめている。
二人の共通は本を読んでいること。
そして、二人は、ある日、本の世界のような不思議な空間に入り混む。
冒険ファンタジ-の要素が大きいけれど、普通の生活をしている世界にも戻って来て、冒険で体験したことが実生活でも良い影響を与えていくかんじがいい。
仄田くんが、どんどん逞しくなっていけばいいのになぁ~。
そして、さよも幼いころに別れた父との再会を母親に申し出たのも冒険での経験に基づいてだった。
下巻では、どんな展開になっていくのやら・・・・楽しみだ~!!
表紙の絵とともに頁下に小さく描かれる酒井駒子さんのイラストも素敵です!!
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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