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読んだ本の感想あれこれ。
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41tw37SYxxL__SL500_AA300_.jpg発行年月:2011年9月

東京の私鉄沿線の、小さな町のささやかな商店街の中に「ここ家」がある。こだわりのご飯に、ロールキャベツ、肉じゃが、コロッケ、ひじき煮、がんも、あさりのフライ、茄子の揚げ煮、鰺のフライ・・・・・・、「ここ家」のお総菜は、どれもおいしい。オーナーの江子は61歳。友だちとダンナが恋仲になってしまい、離婚。麻津子は、60歳。ずっと想いつづけている幼ななじみの年下の彼がいる。一番新入りの郁子は、子どもにもダンナにも死に別れた60歳過ぎ。3人は、それぞれ、悲しい過去や切ない想いを抱きながらも、季節ごとの野菜や魚などを使い、おいしいお総菜を沢山つくり、お酒を呑み、しゃべって、笑って、楽しく暮らしています。

                                      (角川春樹事務所HPより)

食べ物が沢山出て来るお話は楽しい♪
60代女性3人が働く様子も活気があっていい。

仕事を離れたところでも、それぞれはパワフル。
オ-ナ-江子は、元夫白山に好きな人が出来たことで離婚したけれど、時々連絡したりしていて、お店に出入りする米屋の青年・進と冗談か本気かわからないが「結婚」を迫ったりしている。

麻津子は、2つ年下の幼馴染・旬のことが好きでずっと思いを秘めている。

そんな二人の様子を少し冷静に観察する一番、後からお店に勤め出した郁子。

美味しそうな食べ物が沢山出て来るけれど、表題の「キャベツ炒め」の話がやはり良かったなぁ~。

郁子の亡くなったご主人との思い出の料理。
美味しいキャベツはササッと炒めて食べるのがわたしも好きだな。

井上さんご自身もきっと料理が好きなんでしょうね~(^^)


60歳でもこんな風に毎日、明るく元気に過ごせたらいいな。
まだまだいろんなことに貪欲でもいい年齢なんだ!と思わせてくれて気持ちが前向きになるかんじ♪



 

★★★★

 
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