生きるのか死ぬのか、愛すのか憎むのか、
あさのあつこが放つ江戸の巷の物語
「断ち切れ、断ち切れ、過去の一切を断ち切って生きろ」
宿命に抗う男たちの悲痛な叫び
ニヒルな同心・木暮信次郎、闇を抱えた商人・遠野屋清之介。
屍体に隠された瑠璃石が、因縁の男二人を突き動かす!
(光文社HPより)
待ってました!シリ-ズ4作目の本作。
今回も面白かった!
小間物屋問屋の遠野屋清之助と同心・小暮信次郎。
「梅屋」という小料理屋を妻のおふじと息子夫婦に任せ、信次郎の手助けをしながら事件解決に奔走する伊佐次。
今回は、遠野屋清之助の話が中心。
清之助の過去には、かなり込み入ったものがあり、そのせいか何処か掴みどころがない人としての温かみに欠けるような印象だった。
しかし、今回は、その清之助の心の中にあるものが少し理解できた。
清之助の過去を語りながら、商人として全うするのか、再び刀を握ることを選ぶのか?
どっちもありえそうな状況で内心ハラハラ。
でも、結果、穏便にことが済んでホッとした。
このシリ-ズはこれで完結かな?
個人的には、伊佐次とおふじの掛け合いが好きだったなぁ~。
言いたいことをお互いポンポンいいながら、内心はとてもよくお互いのことを理解し大事に想っている、理想の夫婦の姿を毎回、楽しく読ませて貰えた♪
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
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★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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