書道教室で生まれた、長い長い片想いの行方
小学生の頃から通う書道教室の先生に、長い片想いをしている佳奈。けれど先生には奥さんがいて……。春から夏へと移りゆく季節のなかで、ひとりの少女の成長を繊細に紡ぎだす長編青春小説。
(集英社HPより)
書道教室の先生に片思いの佳奈の気持ちが、とても純粋で、応援したくなるけれど。。。
継野先生には奥さんがいて、その奥さんも素敵で、どうにもならない辛い恋。
ま、この年頃の少女にはありがちな片思いですね~。
でも書道教室のなかで、二人きり、書によって告白し、その返事を貰い、またそれを見て自分の気持ちを込めた書を渡し・・・の場面は、とても高尚な告白の方法!
継野先生が冷静にそれに応じる姿にも好感が持てました。
ここでどうにかなったらどうしよう??なんて読みながらドキドキしちゃったけど・・・^^;
書道教室に途中から少し通ってきた津田くんも良い子だったなぁ~。
津田くんと佳奈の恋は?と期待したけど、こちらもうまくいかず。。。
相思相愛には、なかなかならないものですね。
それがまた良いのだけど。。。。
継野先生と書道家として有名になった塚本翔平の関係がもう少し、深く知りたかったな。
佳奈の妹・沙英の存在もなかなか良かった。
もう少し、主人公以外の人物の背景も深く知りたいと思うくらい登場人物たちがみな、魅力的。
そしてみんなすごく純粋なかんじがして、清らかな青春小説を読ませてもらったというかんじ。
橋本さんの書く物語は、やはりとても優しく美しい。
★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
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★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
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★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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