恋は理不尽。恋は不条理。
鮎太朗(主人公)には気の毒だけど、美男な彼の女難は最高に面白くって、恋愛文学の“型破り”な傑作が生まれました。
大学2年の繊細美男子、鮎太朗。美人で怖い姉3人。女たちはみな彼に恋をする。けれどいつも鮎太朗が振られてしまう。何もしていないのに包丁で刺されたり、貢がされたりする。彼を慕い続ける可愛い同級生には、どうしても心が惹かれない----。
恋は理不尽。恋は不条理。
だけど、ひなたを走りたくなるくらいあったかい気持ちになるのは、何故なのだ?
(講談社HPより)
結構、悲惨な目に遭う鮎太朗なのに、なぜか笑える。
鮎太朗自身に悲壮感が全くないからかなぁ~。
美男で優しくて・・・3人の姉の末っ子として生まれたせいなのか?
男らしさは全くない。
そして・・・呆れるくらいのお人好し。
付き合う女性がたまたま良くなかっただけか?
3人のお姉さんたちも個性的で愉快でした!
唯一、まともそうな女の子・テンテンが鮎太朗を好きなのに、なかなか想いは通じずで
テンテンがんばれ~!!と応援しながら読んでました。
この後、どうなるかなぁ~?なんて気になるところで物語は終わったけれど、鮎太朗にどうか楽しい恋愛を体験させてあげて~(笑)。
付き合った女性陣は、それぞれちょっと鮎太朗には酷いことをしちゃうんだけど、なんだか憎めない。
鮎太朗自身も恨んでないけど、みんなそれぞれ悪い人ではないんでしょう。
別れたあとも、鮎太朗の幸せは願っていたようだから・・・・。
それが救いかな?
なかなか面白い恋愛小説でした!
★★★
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★途中放棄^^;
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