ぼくは水に溶けていた。
水がぼくそのものだった。
鮮烈な世界イメ-ジを泳ぐ目眩く小説体験
(本の帯文より)
動物園の警備の仕事に就いたぼく。
宿直室兼住居としてあてがわれたのは、水底の全面アクリル板に囲まれた部屋だった。
最初から不思議な雰囲気。
そんな全面アクリル板で囲まれた部屋なんて、落ち着かないでしょう!?と突っ込みを入れたくなったけど・・・(笑)
途中にある絵がまたなんとも幻想的で不思議な雰囲気を一層、盛り立てている。
好き嫌いが分かれる本かもしれないけれど、わたしは、この本の話、絵、両方に魅力を感じました。
物語は、普通に進行しながら、段々にSFっぽい要素が多くなり、びっくりの顛末。
人類が今のままでは居られない状況になって、進化(?)したという話。
絵が多いので、絵だけ眺めるのも楽しく、何度もペ-ジを前後しても見ました。
たまたま図書館で見つけた本書、わたしにとっては、あたり!でした。
★★★★
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★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
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