『このミステリーがすごい!』大賞第8回(2010年)大賞受賞作
選考委員が大絶賛した話題の感動作!
行間から立ち上るドビュッシー「月の光」や
ショパン「エチュード 10-1」の美しい旋律。
ピアニストを目指す少女、殺人、そして驚愕のラスト!
(宝島社HPより)
『このミステリ-がすごい!』大賞受賞作品は、過去のも面白かったので、期待して読みました。
ピアニストを目指す女子高校生の青春物?と最初は思いましたが・・・どんどん怪しい事件(?)が起こって、これがまあ、結構、残酷。
少女が何故、そんな辛い思いまでして、ピアニストにこだわるの?と途中まで思っていましたが、
なるほど!そういう事だったからなんだぁ~!
次々起こる事件の真相もどういう事なのか、予測できず、それがわかった時には
やはり「なるほど!」言われてみれば、その通り!と納得出来るものでした。
この辺は、上手いなぁ~と感心!
でも、真相がわかったら、新進気鋭のピアニストで、少女の個人レッスンを引き受けた岬の語ってきた推理が当たり過ぎている事に、ちょっと違和感感じちゃいました^^;
最初に起こった悲劇は、単なる事故だったという事ですね。
生き残った少女が、ちょっと気の毒だったな。
彼女の今後が明るいものでありますように・・・・。
ピアノを演奏する場面(コンテストの場面など)は、結構、詳しい描写で、音楽的知識とか全くないわたしですが、映像が浮かんでくるようでした。
何故か、のだめちゃんが演奏してる絵でしたが・・・^^;
話の進み方は、テンポよく読みやすいので、娘たちにも楽しめそう。
勧めてみよう。
次回作も出たら、また読みたい作家さんです♪
★★★
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★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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