そこには、こころを癒(いや)してくれる秘密がある----
東京・丸の内の片隅に、ぽつんと暖簾(のれん)をかかげる小料理屋。
少しさびしそうな美人女将の手料理をもとめて
今宵もこころに疵(きず)を負った客が訪れる----。
(祥伝社HPより)
この作品は『ふたたびの虹』の続編だとか。
読んだ後で知りました。
でも、これだけでも楽しめたので、良かった。
古いビルのテナントの1つとして入っている店「ばんざい屋」
京都のおばんざいをご飯のおかず、酒の肴に合うよう丁寧に料理して食べさせてくれる。
お店は、女将ひとりで切り盛り。
女将のお客さんとの会話が和む。
仕事帰り、癒しの時間を求めて、足を運ぶ人達。
いいなぁ~「ばんざい屋」。
美味しそうな料理があれこれ出て来て、お酒が全くダメなわたしでも通いたいくらい(笑)。
お客さんが抱える悩みのようなものを上手に聞く女将。
連作形式で話が6つあるけど、前に登場の人がまた出て来て、その後の暮らしぶりが語られたり、
その後の事も気になったり・・・。
そして、女将さん自身の恋にも興味が沸きました!
でも、多くは語られていない。
ひょっとして前作を読めば、少しはわかるのかなぁ?
それと、表題を「竜のなみだ」にした意図は?
話のなかにちょっと出てきたけど・・・わたしなりに解釈すると・・・・
信じる物は救われる?っことかな?
出てきた女性たち、それぞれ抱えている悩みはあるけど、自分の信じる道を行けば、
きっと未来は明るい!って気がする。
ラストがそれを感じさせるものだったから。
取りあえず、「ふたたびの虹」も読んでみよう。
★★★
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