誰もが平気で嘘をつくわけではない。
正直に生きていきたいと望んでいたのに、落とし穴にはまりこみ思わぬ過ちを犯してしまった人間たち。そしてそれを隠すため、さらに秘密を抱え込む……。
バレエ団の事務員が自宅マンションのバルコニーから転落、死亡した。事件は自殺で処理の方向に向かっている。だが、同じマンションに住む元プリマ・バレリーナのもとに1人の刑事がやってきた。彼女に殺人動機はなく、疑わしい点はなにもないはずだ。
ところが……。
嘘にしばられ嘘にからめとられていく人間の悲哀を描く、新しい形のミステリー!
(講談社HPより)
只今、テレビ放送中でもある「新参者」の主人公・加賀恭一郎シリ-ズです。
短編ということで、表題作を含み5つのお話。
5つの殺人事件の背景にある人間模様。
そこに登場する人々がつく嘘。
罪から逃れるために犯人自らがつく嘘あり、犯人の近くにいるものがその罪を庇うためにつく嘘あり。
加賀の鋭い洞察力には、どれも脱帽の面白さ。
短編なので、嘘をついた側のもっと深い心理が知りたいな・・・なんて少し思う部分もありましたが、ま、いいか?^^;
加賀恭一郎=阿部寛 の顔が必然的に浮かんできちゃいますが、それも仕方ないか?
短編集、悪くはないけど、わたしは1つの事件をじっくり追う長編の方が好きだな。
★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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