女性の「幸せ」について投げかけた衝撃の長編小説!
かつて人気アナウンサーだった美季子は、
現在、チーフという立場で若い女子アナたちの管理職として
日々働いている。
独身であるがゆえに、
42歳という年齢にテレビ局内はもちろんのこと、
周囲の反応はさまざまだ。
ある日、大学時代の友人・兼一と再会したことで、
彼女の心の中に何かしらの波紋が生じる……。
親友の美里と離婚後、再婚して幸せになったはずの兼一に
起こるさまざまな問題。
そして美里は病気が再発して……。
若いころとそれほど変わらないと思っていても、
明らかに違う40代。
それでも輝きを失わない40代の生き方を描く、
林真理子の恋愛文学の「真髄」!
(光文社HPより)
女子アナやテレビ業界の中身も知れて面白かった。
主人公の美季子の周りで起こることが、平凡なわたしには非日常的だけど、美季子の考え方には結構、共感できる部分もあって、好感も持てたな~。
大学時代からの親友・里美と兼一、双方に起こる事に苦悩しながらも親身になって動く美季子。
男女間でも、こういう風に友達関係がずっと続くのはいいなぁ~なんて思った。
でも兼一の再婚した妻には、不愉快な関係でしかないのよね~。
当然といえばそうだけど・・・。
美季子にも最後の方、幸せが訪れて、あ~よかった!と思ったら・・・・
う~ん、波乱万丈な人生がこの後も続くのかな?
けれど、どんな状況になっても、自分で幸せを見つけていけそうな美季子!
がんばって!!と応援したい気持ちになりました。
このタイトル・・・いいな(^^)
★★★
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;