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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2020年10月


「明日死ねたら楽なのにとずっと夢見ていた。なのに最期の最期になって、もう少し生きてみてもよかったと思っている」一ヶ月後、小惑星が地球に衝突する。滅亡を前に荒廃していく世界の中で「人生をうまく生きられなかった」四人が、最期の時までをどう過ごすのか――。圧巻のラストに息を呑む。2020年本屋大賞作家が贈る心震わす傑作。

                 (中央公論新社HPより)



あと1か月でみんな死ぬって凄い状況のなかでの話。

どうせ死ぬんだからとハチャメチャなことを平気でする人たち。
主人公・江那友樹は17歳(高校2年生)は、ぽっちゃり体形で大人しく
同級生の井上のパシリ。

その友樹が憧れる校内イチの美形藤森雪江を守るために、残りの1か月を過ごす。

友樹の母親・静香(40歳)と目方信士(40歳)も加わる後半は楽しい。
もうすぐ滅亡する世の中だから生まれた絆。

最期がこんなんだったら、いいかも。

全然、悲壮感がなく、楽しい物語。

スピンオフの巻末にあった付録の物語も良かった♪



                       ★★★★
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