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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2021年7月


『明日の食卓』著者が本当に描きたかった、心にささる男女反転物語。
「だからいつまで経っても、しょうもない女社会がなくならないのよ」
「男がお茶を汲むという古い考えはもうやめたほうがいい」
女が外で稼いで、男は家を守る。それが当たり前となった男女反転世界。池ヶ谷良夫は学童保育で働きながら主夫をこなし、中林進は勤務医の妻と中学生の娘と息子のために尽くし、澄田隆司は妻の実家に婿入りし義父とともに理容室を営んでいた。それぞれが息苦しく理不尽を抱きながら、妻と子を支えようと毎日奮闘してきた。そんななか、ある生徒が塾帰りの夜道で何者かに襲われてしまう……。
「日々男女格差を見聞きしながら、ずっと考えていた物語です。そんなふうに思わない世の中になることを切望して書きました」――椰月美智子

                    (角川書店HPより)



男性が家庭を守り、女性が社会で活躍する世界。
3家族の様子を描いている。


池ケ谷家・・・夫婦ともに教師で職場で出会い結婚。夫は教師を辞め学童保育で
働きながら主夫として家庭を守る。


中林家・・・妻は勤務医。夫は元看護師。


澄田家・・・妻は警察官。夫は妻の父親が営む理容室で共に働く。


池谷ケ家の妻はひどいな。教師としても人間としても嫌なかんじの人で
夫の義夫が気の毒になってくる。
離婚を決めてスカッとした。

それぞれの家庭の子どもたちは素直でいい子たち。

男性だから、女性だからとあまり考えるのもどうかな?


この物語の子どもたちが成長したときには、男女の格差なんて言葉自体も
なくなってしまえばいい。



                         ★★★
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