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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2020年3月

両親の死と引き換えに、僕らは〝家族″を手に入れた――。

 ベストセラー「東京バンドワゴン」シリーズの著者が贈る、感動の家族小説!

 平凡で幸せな家庭に育ちながらも、突然の交通事故で、両親を一度に失ってしまった、稲野朗・昭・幸の三兄弟。そんな彼らを助けるべく、それまでほとんど面識のなかった母方の祖母が家にやってきた。その暮らしの中で兄弟たちは、祖母と母の不仲の理由や父の出生の秘密など、これまで気づかなかった家族の裏側を少しずつ知っていくのだが……。

 生前の父と母がそれぞれ隠していた、〝秘密″とは。「普通の家族」とは何なのか。

 中・高・大学生の三兄弟の成長と、家族の絆を描いた、感涙必至のハートフルストーリー。

                 (PHP研究所HPより)


横浜に住む稲野家の三兄弟。
朗(21歳)、昭(17歳)、幸(14歳)の時、両親を事故で亡くす。

母方の祖母・栄枝が北海道から兄弟の家事を手伝うために暫く一緒に住む。
ある日、父の学生時代からの親友だという川西が訪ねて来て
父には、別の家庭があるのだと知り、驚く。

小学1年生だという優衣とその母親・由美恵に会うため、長男の朗は川西と
出向き、父の死を伝えることに。


三兄弟は、父の遺した優衣は自分たちの妹だと認める。



良い話だなぁ~。
ちょっと出来すぎなくらいいい話だけど、こんな風に優しい気持ちで
遺された父親の子どもを受け入れる三兄弟は素敵だと思った。

別の家庭を持っていた父親を責める気持ちもあって当然だけど
いいじゃない、こういう兄弟。

出来すぎだけど、こんな話、実際にも案外、あるのかも。

エピローグの優衣が高校生になっての話で三兄弟がそれぞれ自立して
立派な社会人になったこともわかって、嬉しかった(^^)


                      ★★★★
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