小さな森のなかを抜けて、学校がない日、おじさんの家に行くのがエドガ-の決まりみたいなもの。
「変わりもの」と言われるおじさんだけど、エドガ-にはおじさんの話、そして住んでいる家、その周辺も興味深いものであった。
今日もエドガ-はおじさんの家を訪れ、暖炉の左右に分かれて座り不思議でちょっと怖いお話を聞く。
図書館の児童書コ-ナ-で、なんとなく表題に惹かれて手に取り、この絵にも魅力を感じました。
本を借りるときは、装丁も大事な要素!
絵は画家のデイヴィッド・ロバ-ツによるもの。数々の絵本を発表しているイラストレ-タ-だそうです。
この独特な絵が、お話の内容をよりファンタジックに仕上げていたと思います。
エドガ-がおじさんの家に行くまで様子やおじさんの家(そうとう大きなお屋敷の様子)もなんとなく不思議な雰囲気。
おじさんの家には、まだ顔をみたことにない使用人・フランツがいるのですが、その存在も少し怪しげ。
そんな雰囲気を最初から感じながら、おじさんのお話が始まります。
お話は10こ。
どれも少しだけ怖い。
恐怖に震えるというほどでは、ないけれど、なんとなく背中がゾゾ~ッとするようなかんじ。
想像力を働かせて楽しむ怖さ。(映像になったら、すごく怖いと思いますから・・・)
おばけが出てくるとかの具体的な事よりもその周りに漂う空気のようなものによる恐怖(?)。
ひとつひとつのお話の前後のおじさんとエドガ-のやりとりもその不思議な空気感を増してたかな?
10のお話の最後は、おじさん自身の体験を語るはなし。
その中で、今までのおはなしのなかに出てきた人物の正体も明かされたりして、それも面白かった。
もう1度、おはなしを読み返したりして・・・。
児童書といえ、なかなか良くできたお話でした!
★★★★
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