発行年月:2016年12月
その店は、人生の岐路に立った時に現れる。さかさまの絵本、底のないポケットがついたエプロン、持てないバケツ……。古道具屋は、役に立たない物ばかりを、時間も空間も超えて客に売りつけ、翻弄する。不可思議な店主の望みとは何なのか。未来は拓かれるのか? 買い主達がその店に集結する時、裁きは下され、約束が産まれる。
(新潮社HPより)
第一話 さかさまの物語
第二話 金色の豚
第三話 底のないポケット
第四話 持てないバケツ
第五話 集合
第六話 幸福への旅立ち
ふと気づくとある古道具屋。
こんなところに、あったっけ?と不思議に思いつつ中に入る者たち。
そして、なんとも不思議なものをハットリ君似の店の人から、なんとなく成り行きで
買わされる。
買ったものを巡って、繋がる人間関係。
バイトしながら小説家を目指す貧乏青年は、やがて、恋人も出来
小説家にもなり幸せになるが、その後、深刻な事態になる。
けれど、そんな深刻な状況もやがて、受け入れ前向きな気持ちに。
不思議でちょっと切なかったり怖かったりだけど、最後は希望ある終わり方で
良かった。
道具って使っていた人の思いが、やはり宿るものなのかなぁ~?
と考えさせられた。
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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