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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2015年9月

魔犬の呪いで妹を失った三きょうだいは、ママと一緒にパパが残してくれた別荘に移り住む。そこで彼らはオパール、琥珀、瑪瑙という新しい名前を手に入れる。閉ざされた家の中、三人だけで独自に編み出した遊びに興じるなか、琥珀の左目にある異変が生じる。それはやがて、亡き妹と家族を不思議なかたちで結びつけ始めるのだが……。

                 (講談社HPより)



幻想的で怪しげで哀しく美しい・・・いろいろな雰囲気を持っている物語。

海外の作家さんが書いたような文章だぁ~と思いながら読みました。


ママと一緒にパパが残した古い別荘に引っ越した子どもたち。
今までの名前は捨てて新しい名前で生きて行くことに。

姉はオパール(11歳)、
弟は瑪瑙(4歳)
そして、琥珀(8歳)。

本当はもう一人妹がいたけれど3歳になったばかりの時、野犬に顔を舐められ
その後、高熱を出しあっと言う間に亡くなってしまった。
以来、ママは塀の外に出ると野犬に襲われるからと3人は外に出ることを禁じられ
学校にも行かず、3人で毎日を過ごす。
ママは昼間、近くの温泉療養施設で働いている。
朝、出かける時には必ずツルハシを野犬が出たときの防具として持って行く。


3人が家で過ごす様子が微笑ましかったりもするのだけど
琥珀の目に現れる不思議な現象、瑪瑙の耳に住んでいるシグナル先生など
現実とはかけ離れた話の展開になり、物語が独特が世界観になっていく。
そして亡くなった妹のことを琥珀の力を通して身近に感じる家族が
哀しい。
外の世界とは遮断されているけれど、3人は色々な遊びを編み出し
楽しむ。
図鑑を見たり、歌を歌ったり、家の周りの自然で遊んだり、
彼らなりのルールを作って毎日を楽しむ。

 
 
一番好きな場面は
3人がそれぞれ見つけた鉱物オパール、琥珀、瑪瑙を人型をつくったあと
口、目、耳に置き、それを沼に埋葬する儀式を行う場面。(p136~137)


物語の冒頭に登場のアンバー氏が年をある程度取った琥珀だと気づき
彼らが外の世界に出てその後、どんな風に成長したかが描かれていないけれど

3人の母親はどうして子どもたちを外の世界から遮断したのか?

色々謎が多いお話です。

小川さんのファンならお薦めするけれど、そうじゃないとちょっと不可解さが
残るお話かなぁ~?

わたしはファンなので、不可解な部分も含め楽しめました^m^


                        ★★★★
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