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発行年月:2011年4月


 「待っていたのですよ」
深く吸い込まれた息が、ほっとはき出されるように、
この小説は この物語は いまここに存在する。

                 (講談社HPより)



図書館棚で気になり、借りて来た本。

初めて読む作家さんかも。

主人公は、安倍アズサ。
短大を卒業したけれど、就職浪人中。
特技は、探し物を見つけること。
そんなアズサをバイトで採用したのが、山の上にある登天郵便局。
郵便局のメンバー。
赤井局長、青木、鬼塚、登天(ここの地主)。

アズサにある物を探して欲しいという。
(後でちゃんと見つかる)

そしてこの郵便局は、死んだ人と生きて居る人が利用出来る郵便局。
ここで功徳手帳を発行。

郵便局員たちも元は、ヒナゲシだったりカラスだったり。

それから、殺害後放火された島岡真理子。
怨霊となって、現世に留まっている。

登場人物たちが、多いけれど、混乱することはない。
ただ、時々、頭に映像を思い浮かべてしまうと結構、怖いかなぁ~?


話は面白くないわけじゃないけれど、なんだかゴチャゴチャしてたかな?
終盤、真理子が殺害された経緯がわかり、無念だったろうなぁ~と思った。
本人が犯人を知り少しスッキリしたようなので良かったけれど・・・。

郵便局の出来る前にあった神社に祀られていた狗山比売(いぬやまひめ)も
気の毒。

兎に角、話があれもこれもで真理子のこと、狗山比売のこと
それぞれをもっと深く知りたかったかなぁ~?

これシリーズっぽい?
他にも著者の「幻想・・・」っていうのが沢山あるけれど・・
まあ、これだけでもういいか?^^;


                          ★★★
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