発行年月:2015年2月
米崎県警平井中央署生活安全課が被害届の受理を引き延ばし、慰安旅行に出かけた末に、ストーカー殺人を未然に防げなかったと、新聞にスクープされた。県警広報広聴課で働いて4年、森口泉は、嫌な予感が頭から離れない。親友の新聞記者、千佳が漏らしたのか? 「お願い、信じて」そして、千佳は殺された――。県警広報課事務の私に、何ができる? 大藪春彦賞作家、異色の警察小説。
(徳間書店HPより)
ラストに向かうまでの過程は面白かった。
事件の真相を追うのは、親友の不可解な死の真実を突き止めるため独自に捜査する
警察事務員の森口泉。
泉と同期の警察官・磯川も捜査協力。
事件の背景に浮かんでくる、ある宗教団体の存在。
警察組織の闇の部分。
組織を守ることが最優先という姿勢に腹が立つ。
最後に泉は決断する。
警察官になろう!と。
事務職員では直接、犯罪捜査に関与出来ないから。
その志を応援する磯川。
2人の間には、強い信頼関係が生まれた。
これ、続編ないかなぁ~?
泉が警察官となり、磯川と犯罪捜査する話、読んでみたいなぁ~。
表題の「サクラ」は、花の桜じゃなかったんですね。
読んで意味がわかりました。
読みやすくてなかなか面白かった!
★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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