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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2015年3月


 家族でごはんを食べることって、なんて愛おしい時間なんだろう――。「家族っていいな」と心から思える、笑って泣ける家族小説の傑作! ある日、大学生の真壁りんは、祖父の死を知らされる。急いで葬儀会場へ向かい、真壁家の一族が集まったところで、一人の青年が現れる。彼が「隠し子」と名乗ったことがきっかけで、一族は揉めに揉めることに。 マイペース、しっかり者、自由主義、冗談好き、ゴシップ通……。一人一人はいい人なのに、相続の話し合いで一族は崩壊寸前。解決に奔走するりんは、真壁家一族で笑い合える日々を取り戻すことができるのか?

                      (双葉社HPより)




祖父が急死。

大学の法学部で学ぶ、りんは親族の相続問題に振り回されることに・・・。

主人公は、真壁りん20歳の大学生。

祖父・麟太郎は母の容子が主に面倒をみていた。
父・渓二郎は、麟太郎の次男だが、5年前、家を出ている。

相続に絡む親族たちは・・・

長男・真壁陽一郎・・・その妻・靖子、娘の香澄は美容師
長女・真壁波子・・・独身でデザイン会社経営
次女・真壁風子(54歳)・・・職場で出会った事実婚の夫・郷田


りんと一緒に相続争いを見守る、麟太郎の元で居候していた植田大介(25歳)。



りんの母親・容子は失踪した夫に代わって義父にあたる麟太郎の世話をしていた。
けれど、長男は失踪しているのだから相続権は破棄するべきという流れになっていき
ああ、容子は、なんで大人しくそれに従うつもりなんだろう。
よほど出来た人なんだなぁ~と思って居たら・・・・
ああ、なるほど・・・とその結末に容子が一番賢かったわけか!?と納得。

でも、相続問題って厄介だなぁ~。
失踪しちゃった人が相続権を持つ人だと、探さなきゃいけないんだ~。
身内にそういう人が居なくて取りあえず、もめごとの一つは消えてホッとした
けれど、穏便に済ませたい問題だ。

今回も読みごたえある作品でした!


                         ★★★★
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