発行年月:2008年5月
あなたと一緒に眠りたい。でも、こんなに幸福なのだから、ひとりで眠るのもわるくない。
どこまでも凛とした、恋の形を描く長編小説
画家の彩夏を、優しく包む大貫。盲目の舞子を、さりげなく支える恭一。1枚の古い写真とマチスの画集が4人を出会わせた。2組の恋人たちの間に、はぐくまれる絆と優しい時間。
(講談社HPより)
2組のカップルの話。
彩夏(26歳)と大貫(41歳)。
高校からの同級生カップル、舞子と恭一(28歳)。
イタリアンレストランでそれぞれのカップルが食事していて、そこで出会う。
きっかけはマチスの画集。
そして恭一の顔が偶然、大貫が依然付き合っていた女性の顔に似ていた。
恭一と大貫の元恋人との接点は全くなかったのだけど・・・
最後に偶然の出会いがあって、このカップルの関係は変化するのか???
なんてちょっと不安が過りましたが、大丈夫で、ホッ。
それぞれのカップルが親交を深め、これからの事を考える良い刺激になっていく。
ああ、こういう付き合いが出来る知り合いカップルがいるといいなぁ~。
なんて羨ましい状況でした。
それぞれのカップルが一緒に暮らし始めたキッカケも偶然のようなもの。
暮らし始めた頃は、まだお互いを束縛してまで引き留めておこうとは思わない状況。
でも少しずつ、お互いが大事な存在になっていることに気づく。
盲目の舞子にも視力が戻れば、またそれはそれで楽しいことを共有できる時間が
増えそうだなぁ~とちょっとワクワクする終わり方なのも良かった!
★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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