20XX年、東京・上海を舞台に繰り広げられる大人の純愛!
歳も国籍も立場も、何もかもがまるで違う2人の愛が共鳴し合ったとき、それは音もなく壊れ始めた・・・
(宝島社HPより)
物語は20XX年、東京でギャラリ-ショップのオ-ナ-になっている深沢真紅を最大手の都市開発企画会社の社員・南が社長と一緒に訪ねるところから始まる。
ジャラリ-には沢山の絵があったが、一枚とても気になる絵があり、帰りがけ南はショップのスタッフに誰の作品か尋ねる。そしてそれは深沢の私物で詳しくは教えてくれないのだと。
しかし、作品の背面に「#9」と書かれていたと教えてもらう。
そして、物語は、2001年真紅の過去の話へと移る。
真紅の父は若くして亡くなった画家。
そのためか、美術品などの一級品を見抜く洞察力がある。
田舎から東京に出てきた真紅が、先ず最初に始めた仕事は、ア-トとは名ばかりの作品を販売する仕事。ノルマが達成出来ず、上司からは叱責される。
そんな時、偶然に出会った中国人の王剣。
王剣は年商3億ドルの大企業のトップだった。
話の流れで・・・真紅と王剣とのラブスト-リ-が展開されるのか?と思うと、
そんな単純なものではなかった!
表題が#9。
物語の中に登場する#9は
真紅の部屋に飾られていた絵のタイトル(?)名前(?)、
上海の王剣のセカンドハウスの場所だったり、マッサ-ジ師だったり・・・。
真紅の上海での恋は、ちょっと切なかったけど、ステキ。
真紅の過去話が一段落したところで、最後、再び、20XX年に。
そして、隣にいるのは・・・
新たな恋がはじまるのかな?なんて想像させるラストがまたステキ!
原田さんの作品、やっぱり好きだな♪
★★★★
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★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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