鳥のように、雲のように、その土地を辿る。ゆかしい地名に心惹かれる----。

作家の胸奥の「ものがたり」がはぐくまれる場所に、滋養を与える旅の記憶。49の土地の来歴を綴り重ねた葉篇随筆。読む者の心も、はるばると時を超える。旅に持ち歩く「薬草袋」のなかの、いい匂いのハーブのブーケや、愛着のある思い出のメモの切れ端のような……日常を生きるときの常備薬ともなり、魂を活性化する、軽やかな愛蔵本。
(新潮社HPより)
今回は、物語でなく地名について書いたエッセイ。
この表題の鳥と雲はなんなくわかるけれど、薬草袋とは?と思ったのですが、
最初の「タイトルのこと」を読んで納得しました!
登場する地名は49。
知らない地名も沢山。
冒頭の地図で確認しながら、読みました。
ちょっと社会科みたいに勉強するかんじで楽しかった。
住んでいる静岡県の地名は1つも登場せず、少し残念でしたが
お隣の愛知県の<蒲郡>が登場!
でも、この地名、南アルプス市と同じように「新しく生まれた地名」の括りで出てきたのが意外でした。
明治11年に蒲形村と西之郡村が合併して蒲郡村となったとか。
こうして読んでみると、近くの町名とかもその由来がちょっと気になってくるなぁ~。
タイトルの下に描かれていた小さな挿画も素敵でした♪
★★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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