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読んだ本の感想あれこれ。
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発行年月:2018年9月

助かりたければ金塊を探し出せ! 和之は消えた黄金の行方を追うが――。

謎の男・クロエに金塊強盗の手伝いをしないかと声をかけられた葉山和之。幼いころに父を亡くし、病気の妹 謎の男・クロエに金塊強盗の手伝いをしないかと声をかけられた葉山和之。幼いころに父を亡くし、病気の妹の治療代のため猛然と働く母を見ていた葉山はその話に乗るが、その準備の最中、クロエに「お前の父親は、日本史上最高金額の銀行強盗を成功させた男だ」と告げられる。母にも事実を問いただせないまま、金塊強盗を実行した葉山がクロエとの待ち合わせ場所に赴くと、クロエは殺されており、強奪したキャリーケース4個分の金塊は消えていた。金塊のもとの持ち主であるヤクザの弓庭に一週間で金塊を探し出さなければ命はないと脅され、葉山はクロエの仲間である松野たちと金塊を探し始めるが……。金塊はどこに消えたのか。クロエを殺したのは一体だれか。そして葉山の本当の父親は――。震災から復興した街、神戸を舞台とした金塊をめぐるクライムミステリーノベル! 

                 (角川書店HPより)



主人公・葉山和之23歳。
酒造会社で働いている。

妹が脳腫瘍で手術を受け、その後の治療費を稼ぐために怪しい仕事に加わり
危ない目に遭うという話。

金塊を横取りした黒江の仕事を手伝うはずが、待ち合わせ場所に行ったら
黒江は殺されていて、金塊は消えていた!

黒江を殺した犯人は?
金塊を奪われた弓庭には執拗に追い詰められることに・・・。


絶対絶命の状況から、え?という逆転劇。


ああ、そういうことか~。

最初から母親に相談してればね~


最後は、ハッピーエンドっぽくなって良かったけど
途中は、ハラハラした~。

ちょっと今までの福田作品と違ったけど、まあまあ楽しめました。



                     ★★★
 
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発行年月:2016年4月

ガンの発生率が高いと噂される高級老人ホーム。隣接する病院ではガンの最先端研究が進められていたが、特殊な院内感染が発生し──。理想と倫理の狭間で翻弄される人々。怒涛のサイエンス・ミステリー!

                    (集英社HPより)


医療系SF小説?
ありえないけど、なかなか興味深いなぁ~と思いながら読んでいました。
ガンの最先端研究が人類の進化を生む?

緑衣という言葉と、この表紙の絵から想像した光合成。
人類が植物化しちゃうって?

実際、研究の成果、生まれた2人の子ども。
男の子が亡くなった経緯をもう少しちゃんと知りたかったなぁ~。

そして、残された女の子、これからどうなるのぉ~?

面白い話なのに、なんだか中途半端に終わって、ちょっと拍子抜けかな?

まあ、読んでいる間が面白かったからいいか?^^;



                       ★★★
 



発行年月:2015年9月


 鳴瀬佳音は航空自衛隊の音楽隊で日夜アルトサックスの練習に励む自衛官。陸海空自衛隊合同コンサートに出演するため浜松へやって来た佳音たちは、リハーサルへ向かう。ところが、バスが駐車場から消えてしまい!? そのバスには、佳音たちの大事な物が隠されていた……。そして、佳音と腐れ縁の渡会三曹との恋についに進展が!? なぜかいつもトラブルを呼んでしまう佳音が仲間たちと小さな謎を解き明かす、読むと元気が湧いてくる爽やか青春ミステリ。

                     (光文社HPより)




「紺碧のカノン」の続編ですね。

表紙が似た色調だし、表題も似てますね・・・^m^

最初の話は、地元のアクトシティ浜松での「陸、海、空自衛官合同コンサート」が
舞台ということで、知っている地元ネタが出てきて楽しかった♪

成瀬佳音と渡会の関係が微笑ましくていいなぁ~と思ったら・・・
渡会は沖縄の南西航空音楽隊へ異動。
それも本人の希望だとか。
え?離れちゃうの?と思ったら、演奏支援で佳音が沖縄に行き、再会。
そこでは渡会のことを好きだと宣言した清水絵里が居て・・・・

でも佳音は、恋愛感情があるのか?ないのか?イマイチわかり難い^^;


最後は、ちょっと良い雰囲気になりかけるけれど・・・恋の進展は
次回以降かなぁ~?

福田さんの話にしては、軽めでサクサク読める。

でも沖縄の自衛官としての渡会の覚悟のようなものには、
やはり考えさせられるものもあった。

続編が待ち遠しいシリーズ。


                          ★★★



発行年月:2015年6月


 実在する航空自衛隊機動衛生隊の医療チームと輸送機の機長を描くヒューマン・サスペンス。空飛ぶICUと呼ばれる世界有数の装備を大型輸送機に積み込み、緊急を要する患者を遠隔地に運ぶのが任務。スタッフの医官、救命士は患者のために、機長は医官のために全力を上げる。高度1万メートルで起きた緊急事態。限られた時間。襲いかかるプレッシャー。医官と機長が連携プレーで、預かった命を守る。

                   (徳間書店)



今回は、航空自衛隊の航空機衛生隊のお話。
北海道から、患者を日本全国、運ぶ。

最初の患者は、28歳の腎臓と膵臓の移植手術を受ける砂川理生(としお)。
両親と妹も同乗の航空機のなかで、起きた一悶着。
それを見事に収めたのは、医師・内村彰吾(30歳)。

彰吾が主人公かな?
色々な経験を積んで、周りの仲間との関わりから、どんどん、成長していったかんじ。
パイロットの鰐淵啓と義理の兄弟になる間柄になるとは、
ちょっと予想できない展開でしたが、ちょっと良い感じ。

彰吾自身も看護師の前島との関係を今後、強めて行きそうで、
お仕事の方より、恋愛話の方が主?

ちょっと今までの硬派な福田作品とは、違いましたが、まあこういうのも
読みやすくていいか?
ちょっと有川浩さんっぽいかんじだったけどね^m^

また同じメンバーのその後の話もあったらいいなぁ~。


                       ★★★



発行年月:2015年3月


 大手企業の幹部たちに届いた一通の手紙。それは、破滅への招待状だった。真相を探る二人の刑事と、テロ集団との攻防を描いた長編ミステリー。

5人の大手企業幹部たちに、一通の脅迫状が届く。信頼も友情もなく、ある罪の鎖でのみ繋がっている彼らは、警察に届けを出すこともできない。そして、一人は行方不明になり、もう一人は拉致される。ベテラン刑事の寒川と、新米エリート刑事の丹野が捜査にあたるが……。5人の罪とは何なのか、そして脅迫しているのは誰なのかーー。刑事と犯罪グループとの駆け引きを描いた、爽快な長編ミステリー。

                   (幻冬舎HPより)




ハッカーグループ<クーガ>による警視庁の犯罪情報管理システムへの侵入。

グループのリーダーは、天才ハッカー・マギ。

対する警察官は、寒川警部補と新任の丹野警部補。

<クーガ>たちが追い詰めるのは、5人の別々の大手企業のトップたち。
その理由は、15年前の事件関与に対する復讐?

マギの正体は?

5人の追い詰められる者たちは、過去に、常温核融合の研究をしていた巴博士を家族
と共に研究所ごと焼失させた。

寒川たちは、マギは博士の息子と考えているけれど、終盤、マギ自身は自分は
博士の息子・健太郎の友人という。


5人の人物たちは、何者かにより次々、怪死する。
最初それはマギたちの仕業と思っていたけれど、違った。

警察官。。丹野が殉死したのは残念。
熱血漢溢れるいいかんじだったのになぁ~。

しかし、最後まで読んでも、物語が途中じゃないか?という印象。
マギは目的を達成するために海外に行くと言うし・・・。
これは続くのか?

といろいろ調べていたら・・・・関連本があるとか?
「ブラックホーク」という書が、ここに出てくる人物の誰かが出てくるらしい。
それも読んでみたい。


                        ★★★
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