発行年月:2003年9月
ウォルターとダニーが公園で見つけたゲームは、呪われたゲームだった!
サイコロをふり、ゲームをはじめたふたりをまっていたのは、
予想もしなかった危険で奇妙な冒険だった……。
(ほるぷ出版HPより)
ジュマンジの続編。
今度は、宇宙に・・・・。
ジュマンジの最後の頁、確かに、二人の子どもがゲームを持って
走り去る姿が描かれていました!
その子どもたちが、この絵本の二人だったんですね~。
ウォルターとダニーの兄弟。
ゲームを始めるのは、弟のダニー。
でも突然、宇宙のなかにいる二人。
スケールが大きくて楽しい。
これも映画化されているようなので、是非、見てみたいなぁ~。
こちらのラストは、ジュマンジとはちょっと違うというのも読み手の
想像力を膨らませてくれる。
やはり絵が素晴らしい!!
★★★★★
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発行年月:1984年7月
木の下に置いてあったゲーム「ジュマンジ」は、ピーターとジュディの持っているたくさんのゲームによく似ていた。でも二人は退屈していたので、試しにそのゲームをやってみることにする。さいころを振り、コマを進めたら、動物たちが目の前に現れ、家の中がジャングルになることなど夢にも思わずに……。
(ほるぷ出版HPより)
映画化された「ジュマンジ」の原作は、絵本だったんですね~。
知らなかったぁ~。
とは言え、映画もまだ見ていないので、詳しい話は知らず
絵本を先にみて・・・これが映画になったら、絶対面白いだろうな~と
思った。
拾ったゲーム版で遊ぶピーターとジュディの姉弟。
怖い物見たさの好奇心がとんでもない経験をすることに・・・
最後、二人が捨てたゲームを、また別の子ども達が持ち去るというラストも
いいですね~^m^
これ、映画版では続きがあるので、絵本でも続きがありますね。
それも見てみたいな。
★★★★★
発行年月:2014年4月
青のない国で静かに暮らす男。人と話すより花と話す方が好きだ。
ある日、山で見たこともない植物を見つけて、評判になる。
ところが…。男が最後にとった行動とは?
(小さい書房HPより)
ラジオで、女性ひとりで出版社を経営しているという小さい書房さんの存在を
知りました。
大人の楽しめる絵本を作る出版社だそうで、大いに興味を持ちました。
大人の絵本なので、文章多い絵本でした。
青のない国である日、「それは青い花だ!」と自分が育てた花が評判になり
最初は見たいと訪ねて来るひとに見て貰っていたのに、もっと大勢に見せて
商売にするべきだと言うひとが現れてから事態は変わってしまう。
利用された男だったけれど、最後は肝心なことに気づく。
絵もシンプルで、青と黒と白しか使われていない。
哲学的な絵本でした。
自分が信じているものは、大事にするべき。
人にそれを共有して貰えなくても。
なんてことを、わたしは感じました。
ま、読んだ人が何かを感じられるお話です。
小さい書房さんの絵本、他のも見てみたい!
★★★★
発行年月:2008年4月
「戦争童話集」として、野坂昭如が綴る平和への願い。この物語に、アニメーション美術監督、挿絵家・男鹿和雄が新たな息吹をもたらす。書き下ろし30点以上のカラーイラストを掲載。また全編を完全英訳した英語版もあわせて収録。
(徳間書店/発行)
沖縄戦のなかを生きたウミガメと一人の少年の物語。
絵が素晴らしい。
けれど、物語は、戦争の悲惨さを伝えていて、いろいろと考えさせられる。
ウミガメ目線と少年目線。
ウミガメはいつも通り、陸に上がって産卵する。
周りの様子が少し違うな・・・とは思いながら
そして、ガマの中で身を潜めている少年は、そんなウミガメの様子を
眺めている。
産卵を終えたウミガメは海に戻って行く。
そして少年は、ウミガメの卵を守るため、安全な自分の居るガマに袋に入れて
運ぶ。
けれど・・・・守るために運んだ卵を1つ割ってしまい、それを食す。
そして次々と卵を食べる。
そこに罪悪感は一切なく。
少年の行動を責める気にはなれない。
むしろ少しでも空腹が満たされたのなら、良かったとも感じた。
でもそんな少年の変化が戦争によってもたらされたことが何とも切なくなる。
今の平和がこの先ずっと続きますように・・・・と願わずにいられなくなる。
英訳文も載って居る。
イラストも違う物。
色々な国の人が読んでくれたらいいな。
★★★★★
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台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
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