「くまのがっこう」のコンビがおくる最新作。
ふたごのニコとニキは、フ
ランボワーズ魔女学校に通ううさぎの女の子。魔女学校では、ほうきの使い方や、薬の調合、魔法の呪文の唱え方を習います。でも、ふたりは薬の調合を間違えて実験室を丸焦げにしたり、呪文を間違えて先生をカエルにしたり、失敗ばっかり。先生から「おまえ達は、学校一番のへっぽこまじょこだ!」と怒られてしまいます。
はたして、ふたりは素敵な魔女になれるのでしょうか?
(小学館HPより)
「ジャッキ-のいもうと」と同時に図書館から借りて来た同じコンビの絵本。
こちらも双子が主役です。
うさぎの魔女、ニコとニキ。
へっぽこ魔女と言われてしまったニコとニキですが
名誉挽回できて良かった(^^)
相手の気持ちを察して、その人が望んでいることを叶えてあげられたら素敵なことだなぁ~。
魔法が使えなくても、こういうことなら人間にも出来そう!
「ひとのこころをちゃんとわかるのがほんとうのまじょなんだよ」
おばあちゃんのことばを思い出したニキとニコ。
もうへっぽこじゃないはず^m^
やはり絵が綺麗。
可愛い。
あだちなみさんの絵、本当にいいな♪
★★★★★
くまのがっこうに、ある日、ふたごのちびくまちゃんがまよいこんできました。とびきりやんちゃなルルとロロ。いつもはおてんばジャッキーですが、こんどはいもうとたちのお世話に大ふんとう。おねえさんはたいへんです! 人気のくまのがっこうシリーズ第7巻。
(ブロンズ新社HPより)
毎朝、NHKのEテレで放送中の「がんばれルルロロ」のルルとロロが登場する絵本。
テレビアニメでは、ルルとロロは、両親とおばあちゃんと暮らしているけど、ジャッキ-はお姉さん?と
疑問に思っていました。
読んで納得!
本当の妹じゃなくて、偶然、知り合ったんですね~。
この本のルルとロロは、ジャッキ-にとっては、手のかかる妹たちという設定。
双子の2人に振り回されてたいへん。
でもジャッキ-は優しいお姉さんです。
そしてルルロロちゃんたちもそんなジャッキ-が大好きなんですね~。
絵も可愛くて本当に癒されます(^^)
★★★★★
新のりたけワールド!親子で楽しむ絵本登場
絵本「しごとば」(ブロンズ新社)シリーズで不動の人気を確立し、「ぼくのトイレ」(PHP研究所)で2012年の第17回日本絵本賞読者賞を受賞、今や大人気作家の仲間入りを果たした鈴木のりたけ氏の書き下ろし絵本です。
仲良し三人組で結成された「おしりおしり隊」。ぼくたちのねらいはズバリ、「おしりのことをもっとシリたい!」。おとなが「おしりに火がついた」って言ってたけど、火なんか全然ついてない。どういうこと?おしりはどうして、ぷりっとふくらんでるの?そもそもおしりは、どこからどこまで?等々…。
こどもたちの永遠のキラーコンテンツ、「おしり」。最初は興味本位で、読み進めていく内に、ちょっと勉強になり、そしてだんだん、おしりの偉大さがわかってくる内容になっています。親子で読み進めていけば、「おしりがつく言葉、ほかに知ってる?」「人の進化とおしりって、関係があるんだね」など、親子のコミュニケーションも期待できます。
のりたけ氏得意のユーモア、遊び心もところどころにちりばめ、子ども達を飽きさせません。親子で楽しく読んで、読めばちょっと物知りになれる、そんな絵本の登場です。
(小学館HPより)
鈴木のりたけさんのセンスに脱帽!
「おしごと」シリ-ズも大好きですが、これも最高です!!
この表紙の絵もタイトルもインパクト大!
1冊、丸ごとおしりの話。
面白くて、笑えるけど、ちゃんと勉強にもなります。
ぜひ、大人の方も読んでほしいなぁ~と思える絵本です。
★★★★★
歴史的なプロジェクトを支える、15の職業と、そのしごとばを大公開! スカイツリーが完成するまでの建築過程や、タワーの秘密も満載。豪華しかけページには、「スカイツリー大解剖図」も収録。 【収録職業】 設計士/鉄工員/現場監督と職人/クレーンオペレーター/照明コンサルタント/エレベーター工/広報/地元の人びと
(ブロンズ社HPより)
浜松市出身の絵本作家さん。
しごとばシリーズ最新刊は、今、話題の東京スカイツリ-。
2年半の間、足を何度も運び、関係各所に取材し、完成させたという本書。
絵本としては、勿論ですが、このなかに書かれている情報の多さにはビックリです!!
どの頁にも本の隅から隅まで、びっしりと絵と解説があり、見ていて飽きません。
いつまででも眺めていられるかんじ。
スカイツリ-製作に関わった人たちの仕事の様子が、丁寧に描かれていて、これは実際に関わった人たちにも思い出になる本だろうなぁ~なんて思ってみてました。
付属資料としてある エッセイマンガ 東京スカイツリ-取材日記も
またまた面白く、取材初日の様子から絵本完成までの記録ですが、のりたけさん、本当にお疲れ様でした!!と言いたくなるほど。
これは何か賞を貰ってもいい本だと思う。
のりたけさんの2年半をドキュメンタリ-番組として、何処かの局で作ってないかな?
なんてことも思ったり・・・。
兎に角、たくさんの人に手を取って欲しいなと思う本です♪
会員それぞれが自作の怪談を披露しあう〈怪談クラブ〉。
ぞっとする話から切ない話、滑稽な話まで、
多彩な怪談をご堪能ください
(偕成社HPより)
図書館の児童書コ-ナ-で目に留まり、借りて来ました。
怪談話はあまり好きじゃないんだけど・・・子ども用なら怖くないか?と。
これはシリ-ズ物で、本書は3作目みたい。
大学教授の西戸先生が、毎月第二土曜日に開く「怪談クラブ」で、生徒や先生が一人ずつ話す怪談を集めたもの。
ここでは7つのお話が披露。
「口さけ女」
「ある城下町の人力車」
「十四号ボ-ト」
「とおり道のエレベ-タ-」
「いっしょに乗ってもらえませんか」
「ブル-トレイン臨時停車」
「ナンバ-プレ-ト」
一人ずつが話をして、それが終わると参加した者たちで、その話の感想を述べる。
その場に置かれた状況を想像すると、結構怖い。
特に怖かったのは、「とおり道のエレベ-タ-」。
エレベ-タ-って、狭い空間だし、誰が乗ってくるかわからないから普通でも結構、緊張する乗り物だけど、ここの話の設定は、怖い。
ビルのなかで働いている父親の元に夜食を届ける高校生の話。
夜、ひとりでエレベ-タ-に乗る・・・・これだけでも何か不安なかんじなのに・・・(;O;)
一人で静かな夜、読んでいたので、本気で怖くなった(笑)
ちょっと面白かったのは「いっしょに乗ってもらえませんか」。
彼女と遊園地デ-トを約束した大学生が、その待ち時間に高校生のグル-プに6人乗りのジェットコ-スタ-に乗りたいけれど、一人足りないのでいっしょに乗って欲しいと頼まれ同乗する話。
不思議な話だけど、この大学生が高校生たちに誘われるまでの話が面白かった。
そして、話を終えたあとのみなの感想も一番、盛り上がっていたかんじ。
シリ-ズ前2作は
「ひとりでいらっしゃい」と「うらからいらっしゃい」
この2作も読んでみたいなぁ~。
児童書だけど、大人でも楽しめました(^^)
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;