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自分の備忘録としてのものなので 本のネタバレ的内容も多々あり。
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5d1871fe.jpg発行年月:2001年7月


小川のむこうの草原にそってつづく、細くからみあったいけがきが、のばらの村です。
ねずみたちは、昔から木の根や幹をすみかにしています。
ねずみたちは、たくさんの冒険をします。
海辺や山にいても、あるいは家の暖炉のそばにいても、いつもわくわくすることを見つけ出します。
そして、なにか困ったことが起きても、なかまが救いの手をさすのべます。 
(本裏の解説文より)

子どもがまだ幼稚園の頃は、のばらの村シリ-ズを図書館で借りて、家で読み聞かせに使っていました。
絵が細かいところまで丁寧なので、わたしのおはなしを聞きながら、子どもたちは絵をわたしが次のペ-ジをめくるまで飽きることなく、時には読み終えてペ-ジをめくろうとするのを「まだ、まって!」とわたしの手を止めて絵に見入っていたのを思い出します。

アップル夫妻の息子・ウィルフレッドは冒険好きな元気な男の子。
そして、そのお友達たち。
そのほか、のばらの村に暮らすねずみたちの楽しい生活の様子が可愛らしい絵と一緒にペ-ジいっぱいに広がっています。

この愛蔵版には、そんなお話「春のピクニック」「小川のほとりで」「木の実のなるころ」「雪の日のパ-ティ」「ひみつのかいだん」「ウィルフレッドの山登り」「海へいった話」「ポピ-のあかちゃん」の8つが収められています。
そして、本も大判なので、絵の素晴らしさも小さい本で見たとき以上のもの。


以前は、子どもの為に借りていましたが、これは自分用の愛蔵書として手元に置いておきたい本です。
とはいえ、買うと3800円。
また、暫くしたら、借りることにしましょう・・・^^;

ピ-タ-ラビットのお話をつくったポタ-も良いけど、ジル・バ-クレムは、1951年生まれなので、今後の活躍も楽しみ♪


もう今は中学生になった娘たちも懐かしいね!と本を眺めていました。


★★★★★

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830ef909.jpg発行年月:2009年1月

ある日、四姉妹の長女(艶子)が突然、家から出てしまい、東京で長女と一緒に暮らしていた次女が実家の末っ子に、電話でそれを知らせる。
長女は何処に行ってしまったのだろう?
長女:艶子(つやこ) 次女:菓子(かこ)  
三女:虹 四女:棗(なつめ=ナメちゃん)
四姉妹の物語。
 

東京では長女と次女が暮らしていて、実家では両親、三女、四女が暮らしている。
ある日、次女から「長女が謎のメモを残して居なくなった」と電話で知らせが入る。
電話を受けたのは、四女。

そんな始まり方から、何処に行ったのかな?なんて姉妹であれこれ考えつつ、それぞれの抱えた恋の悩みやら家族との関わりでのことが綴られていきます。

居なくなっちゃった長女、艶子本人が語る部分もあるので、事件性はなく、ちょっと今ある場所から離れてみたかっただけかな?なんて思いながら読んでいました。
四姉妹が交代で一人称になるので、ちょっとわかり難い部分ありますが、ま、読み続けると頭の中で「あっ、これは四女のことね・・・」なんてわかってきて、それが意外とわたしには面白かった。

四姉妹それぞれの性格の違いみたいのもわかるし、居なくなっちゃった長女が抱えていたこともなんとなくわかって、はっきり何故いなくなったのか?は語られないけど、それはそれでよかった。

これは、兄弟姉妹の長女だったら、ある程度、理解できる感情かも?
わたしも長女なので、「うんうん・・・なんだかわかるわ~」という部分がありました。

最初に出てくる、長女が書いたと思われるメモは、ちょっとした詩のような作文のようなものなのですが、最初は「?」な内容で、でも最後まで読むとフムフムなるほど。。。なんてかんじになるから不思議。

そして表題の「蝶番」(ちょうつがい)の意味も。
はっきりこれも書いてないけど、家族を繋いでいるものの例えでしょうか?

長女の言葉で「蝶番をはずしていく。はずして捨てるのではなく横に置く」と後ろの方にあるので・・・。


この著者の名前、初めてみたな~本のプロフィ-ルを見たら舞台女優さんなんですね?
そして、演出もてがけられるとか。
さらに歌詞提供やクラブイベントの企画、ファッション・ショ-への出演などなど多様な活躍をされている方だそうです。

わたしのなかでは、この物語、かなり良かったので、今後も違う作品を読んでみたいな。
なんて思いました。

★★★★

10c9fa46.jpg  発行年月:2008年12月 (1987発行の復刊)


おもしろい!
だから心も頭も、うごきだす!


意外かもしれませんが
ユ-モアは知性を育てます。
                     
(本の帯文より)


いつものように図書館に行って、児童書コ-ナ-の棚もチェック!
そこで「あれ?これ知らない題名だ!」と本棚から抜き出し、見たら新刊でした!

子どもが幼稚園の頃からの御馴染みの長新太さん!
ナンセンスなお話で想像力を膨らませてくれます。

これも、題名からして、ナンセンス!
ニクマンジュウがにんげんになっちゃうんですから~!

最初から最後まで、愉快で楽しいお話です♪

絵だけ見ていても吹き出す面白さ!

絵本の★はどうしても甘くなるわ~^^;

★★★★★

b0c4de7a.jpg発行年月:2009年1月


帆奈(ハンナ)、13歳。
両親の別居でNYから単身帰国中。
日本の学校に馴染めない帰国子女。
斗六(トム)、28歳。
高校時代のある事件が原因で外に出られなくなった、本当はイケメン。
叔父と姪、それぞれの「問題」を抱えた二人は一緒に暮らすことになる。
(本の帯文より一部抜粋)



ハンナとその叔父さんであるとトムが暮らす環境がステキ!
「明治たてもの村」という明治・大正・昭和の時代の古い建物を広い森林公園の中に移築した観光施設の中の<八島庵>(お蕎麦屋さん)で暮らしている二人。
他にも<松濤館>という旅館があったり、食事の出来る<西洋亭>や<神戸軒><金沢理髪店>などがあり、古い昔のままの姿の建物の中でちゃんとお店を営んでいる。
こんな場所あったら、訪れてみたくなります!

ハンナのおじいちゃん、おばあちゃん(トムおじさんの両親)はお蕎麦屋さんですが、トムおじさんは、物つくりが得意なので、村のなかの施設の修繕や家具などを造ったりする仕事をしています。

ハンナとトムおじさんは、それぞれちょっとした問題を抱えているのですが、ここで出会う人々によって、それぞれが逞しくなっていく様子が良かった!
登場してくる人たちの普通の会話のなかにステキな言葉が沢山ありました。

この本にはお話が3つに分かれていて、
そのなかの一つ「初めての旅」では、トムおじさんの師匠でもある宮大工の棟梁・東宮さんの頼みで岩手の山のなかにある古い洋館の修復作業をある期間、泊り込んで行う話。
ハンナもお手伝いとして同行します。
その間に出会う、その洋館そばにある養護施設で暮らす17歳の恭介くんとの出会いがステキでした。

どういう経緯で出会ったのかもまたいいのですが・・・。
幼い時から両親を知らないで育った恭介くんの言葉が印象的でした。
両親が別居中のハンナがふと漏らした不安を恭介くんが優しく受け止めて言う言葉。

「大人になったら、我慢しないといけない事も子どものうちは外に出していいんだよ。言葉に出して身体の中から出すんだ。そうしないと、明るくなれないから・・・・」「子どもは明るくなるのが仕事なんだって。大人は優しくなるのが仕事なんだって・・・・・・」と。
施設のママさんが言っていた言葉なんだそうです。いいな~なんだかジ~ンとしちゃいました。
こういう大人の下で育ったら、本当の親じゃなくても、人として大事なことは、ちゃんと学べるんでしょうね。
自分も辛い思いしてるからこそ、人の辛さに対して的確なアドバイスが出来るってあるんだなぁ~なんて思いました。


他にも沢山、いいなぁ~ステキだなぁ~と思える言葉があって、すごく良かった!
癒される本でした♪

そうそう、最後にトムおじさんの変わった名前の由来が明かされるのが面白かった!
言われてみれば・・・「なるほど!うまいね~」ってかんじ・・・笑

★★★★
 
c731f8f8.jpg  発行年月:2006年11月(第3刷)


 ぼくは逮捕された。
 クイズ番組に出場し史上最高額の賞金を勝ちとったのが、その理由だ。

 なぜ学校にも通っていない孤児の少年が、クイズ番組で全問正解できたのか?その孤独の過去に、奇跡の秘密があった・・・
  
  2009年春、日本でも映画公開!


もうすぐ、映画「スラムドッグ$ミリオネア」が公開されます。
映画はイギリスで2008年に公開されていて、ご存知の方も多いかもしれませんが、2009年のアカデミ-賞でも作品賞・監督賞などなど多くの賞を受賞し、とても評価の高い作品ですね。

その原作本があるというのを知り、興味があり映画を観る前に読んでみました。

物語はインドの貧困地区で暮らす18歳の青年、ラム・ムハンマド・ト-マスが、クイズ番組で全問正解の未だかつてない高額賞金、10億ルピ-を獲得し、そのすぐ後、逮捕されてしまうところから始まります。
なぜ逮捕?番組側は、賞金を支払う用意がなく、警察側とともに、何か不正を働いたからに違いない!と判断した為。

不正などしていない。問題の答えは全て自分が今までの体験で知り得た事だと主張するラム。
そこに彼を是非、弁護したいという人物が現れ、なぜ問題に全て答えられたのか?
それを知るためには、彼の生い立ちを知る必要があるという事で、ラムの幼い頃からの話が始まります。

ラム・ムハンマド・ト-マスと言う名前が何故、付けられたのか?
名前にはヒンドゥ-教、イスラム教、キリスト教と3つの宗教が含まれている。
彼はその名前を時と場合によって使いわけ、宗教の違いで起こるトラブルを回避する事が出来ます。

原作の表題にある「1ルピ-」は、幸運のコインとして彼が占い師から貰ったもの。
重大な事をどうやっても決められないときにそれを投げて決めたりするのですが、コインの秘密は最後に出てきます。

インドの貧しい人たちの暮らしの様子が語られるときは、少し辛いことも出てきますが、ラムの孤児院で知り合った友人のサリムとは、何度か離れ離れにはなるものの最後は再会し、二人には明るい未来が待っていると確信できるものでした。

結局、逮捕されてどうなるか?
それは、本を読んでから(映画を見てから)のおたのしみ♪

学校を出ていないから、何もしらない・・・これは全く間違った考えであると気づきます。
学校の勉強が出来ても(テストの点数が良くても)、自分が学んだことを、必要なときに活かせない人は、頭が良いとか言えないですからね。


第1章では、1000ルピ-獲得した問題の答えを知り得た出来事
第2章では、2000ルピ-・・・・・と章を追うたびに賞金額が増していくのも面白かった!


本ではその獲得賞金の懸かった問題に関する出来事なので、ラムの年齢が前後して語られるのですが、映画ではそれをどう見せるのか?
本では、最後に問題、ラムの答をクイズ場面を振り返って表していますが、同じようにするのかな?

もうすぐ公開の映画が待ち遠しいです!

原作もとても面白かったので、これが映像化されたら、きっと文句なしの面白さでしょう!



★★★★



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