結婚三年目、妻が逝った。
のこされた僕らの、新しい生活--------。
泣いて笑って、少しずつ前へ。
一緒に成長する「パパと娘」を、季節のうつろいとともに描きます。
(本の帯文より)
30歳の若さで健一の妻・朋子は、まだ1歳半の娘・美紀を残して逝ってしまう。
そんな設定で始まる物語。
最初から泣けるかな?と思うと、意外と明るい二人の暮らしぶりにやや拍子抜け。
実際は、多くの苦労もあるわけですが・・・・。
美紀の保育園入園で担任になった「ケロ先生」は、とてもステキな人だった。
ちょっとドジだけど、子どもの気持ちがよ~く分かる人。
最初に美紀を託す他人がケロ先生みたいな人だったのは、ラッキ-だったなぁ~(^^)
美紀の成長を追うように、章が変わるとそこで新しい人間関係が生まれて、その人たちとの関わりもとてもステキな物でした。
読んでいて、心が温かくなる話ばかり。
イヤな人が出てこない物語って、いうのもいいなぁ~。
小学校での母の日やら、運動会など学校行事には、両親が揃っていない事に子ども自身が「うちは他所とは違う家庭」を思い知らされるような物もありますが、そういう事を乗り越えながら美紀が成長していく姿がよく描かれていて、ジ~ンとしちゃいました。
この本を読みながら何度、泣いただろうか?
重松さんの本は読むと涙腺が刺激されるので、困ります^^;
美紀はどんどん成長し、それに伴い健一も心の持ち方が変わっていくかんじでした。
妻の両親(義理の父と母)との関わり方。
妻の兄夫婦との関わり方。
最初の方と最後では、随分、変化したような印象で、その辺も良かった。
なんといっても、ラストに、みんなの明るい未来が見えるのが嬉しかった。
表紙のイラストも可愛い!
絵は、杉田比呂美さんですね♪
この方の絵、可愛くて好きです!
最後のペ-ジに成長した父と娘(だと思う)のイラストがあったのもすごく嬉しかった!
★★★★
PR
早苗(福岡南高校)と香織(横浜の東松学園)も高校3年生。
いよいよ、最後のインタ-ハイ。
二人の対決の結果はいかに!?
『武士道シックスティ-ン』 『武士道セブンティ-ン』に続く第三弾!
待っていました!!
元々は、同じ高校の剣道部に所属していたけど、早苗が九州に転校し、二人は敵同士として戦う事を目標に日夜、練習に励んできた。
18歳。高校3年生。
高校生活最後のインタ-ハイで対戦する二人の姿にハラハラ。
ま、実際は、案外あっけないものになってしまうのですが・・・・
今回は、香織と早苗それぞれの周りの人たちの話も結構、詳しく書かれていて、今までずっと読んできた読者には、嬉しいものだった。
今までは、香織と早苗が交互で語り部となるかんじだったのが、香織の後輩・田原、早苗の姉・緑子、早苗の剣道部顧問・吉野先生 桐谷道場の師範・玄明などが、それぞれの事を語り、今まで知らなかった事が、いろいろ分かって面白かった。
吉野先生の学生時代の逸話・百道浜決戦は最高!
ちょっと好きな先生じゃなかったけど、好感度はUPしました。
早苗と香織を最後のインタ-ハイで対決できるよう取り計らったり・・・最高の先生でした!
これで、もう香織や早苗の話は、書いてくれないのかなぁ~。
大学生になった姿も読みたいなぁ~。
そして、学生を卒業した後は??
何処までも彼女たちの姿を応援したい!
そんな風に自然に思える爽やか青春エンタ-テイメントでした!
★★★★★
新聞部の新部長になった瓜野くん。
連続放火の法則性を発見し、進入部員を総動員して犯人逮捕を目指す。
付き合っている小佐内さんはそんな彼に「何もしないのが一番いいと思う」と言われるのだが・・・。
シリ-ズ第3弾の下巻。
上巻を少し前に読み、早く下巻を読まないと忘れちゃう~!
なんて思っていましたが、読み始めたら、上巻で読んだ事もすぐ思い出せて、楽しく読みました。
連続放火事件の犯人はだれ?
自分なりに推理しながら読みましたが・・・・ハズレでした(笑)
わかってみれば・・・なるほど!と思えたのですが^^;
瓜野くんの暴走は、やはりちょっと痛い結果になりました。
ちょっと可哀相だったなぁ~。
小鳩くんと小佐内さんの関係は、次回作(多分、冬期もありますね?)で、どう進展するのでしょう?
小佐内さんって、なかなかの小悪魔的存在で、わたしは好き♪
でもキャラクタ-として好きのは、上巻でも感じたけど、前部長の堂島建吾くんかな?
新聞部引退後も後輩のことをいろいろ気遣っていて好感度大!
春期・・・いちごタルト
夏期・・・トロピカルフル-ツパフェ
秋期・・・栗きんとん
最近、長女が全巻揃えたいと買いました。
イラストも可愛い♪
★★★
不思議な建築物にまつわる4つの物語。
廃墟は現代人の癒し空間。だが、人が住んでいることが発覚し「偽装廃墟」が問題になって・・・
表題作ほか、ありそうでありえない建築物を舞台に繰り広げられる、不思議で切ない三崎ワ-ルド
(集英社HPより)
「となり町戦争」以来の三崎さんの作品。
最初に読んだ、この作品では不思議な世界のすぐには目で確かめられない恐怖みたいなものを
感じ、面白いものを題材にする作家さんだなぁ~と思った記憶。
そして、この本の4つのお話も、似たような雰囲気。
どれも不思議なことが常識としてある設定。
『七階戦争』では、全ての建物の7階を撤去することに決まり転居を強いられる人々。
『廃墟建築士』では、廃墟を建築することは国も認めることだという。
『図書館』では、深夜零時になると図書館の本は野生に目覚めるのだとか。
『蔵守』では、何も中に入ってないと言われている蔵を守り続けなければならない人がいる。
今の社会では、そんな馬鹿な!?ということが、それぞれの話の中では常識としてある。
そんな世界に自分が入ってしまったような感覚でその不思議さを楽しめました。
最初から3つの話は、結構、不思議さを楽しみながら読みましたが、
最後の『蔵守』は、ちょっと切なかったなぁ~。
★★★★
4回ふられても
わたしはまた、恋をした。
なんてことだろう。
あんなにつらい思いをしたというのに。
(本の帯文より)
7つの恋のおはなし。
表題作「くまちゃん」は、最初に登場。
くまのTシャツをいつも着ている男性に毎年恒例の花見の席で初めてあう苑子。
「くまちゃん」は、苑子がいつも着ているTシャツを指して呼んでいる。
「くまちゃん」は、よくわからない人。何を考えているのやら??
苑子はくまちゃんの何処がすきなのか??本当に好きなのか??
でも、くまちゃんは去ってゆく・・・・・
この最初の恋物語を読んで「なんじゃこりゃ???」でしたが
次のお話でその「くまちゃん」が別の女の子と出会い、今度は最後、ふられる。
最初の「くまちゃん」は、ややク-ルな印象だったのに、ここでは結構、必死にその恋にすがろうとしている。
そのギャップがおもしろい。
そして、次の話では・・・・と次々、前に登場の人が、また違う人と出会い、恋に落ちふられる。
6作目の「光の子」だけ、ちょっと異質で、切なかったかな?
帯文にあった4回ふられても・・・は最後の「乙女相談室」の山里こずえのこと。
4回ふられても恋をして、結婚。しかし、それも離婚という結果。
考えれば、ふられっぱなしの人生で、これって異常?と悩むこずえ。
ここで、登場した人、もしかして前の話に出てきた人?なんて思って、また前の方をパラパラめくって確かめたり・・・・^^;
最後まで楽しく読みました。
こういう進行おもしろいな。
★★★
カレンダー
| 07 | 2026/08 | 09 |
| S | M | T | W | T | F | S |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ||||||
| 3 | 5 | 7 | 8 | |||
| 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
| 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
| 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
| 30 | 31 |
カテゴリー
フリーエリア
最新記事
(08/06)
(08/04)
(08/02)
(07/31)
(07/29)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
kyoko
HP:
性別:
女性
自己紹介:
台所、居間、パソコン室、一日中、本を片手にあちこち移動しながら、読書しています♪
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
記事最後の★についての基準は
★★★★★ぜったい再読したい!!
★★★★すごく良かった!
★★★最後まで楽しめた
★★☆最後まで読んだが好みじゃなかった
★★飛ばしつつ一応最後まで目を通した
★途中放棄^^;
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア
